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【海外発!Breaking News】「臓器提供用に子供を売ります」ネット広告に掲載された母子写真の真相(露)

TechinsightJapan / 2018年4月11日 21時27分

【海外発!Breaking News】「臓器提供用に子供を売ります」ネット広告に掲載された母子写真の真相(露)

ロシアでこのほど臓器売買のために我が子を売りに出したとしてある母親が非難され、闇業者に向けたオンライン広告に写る母子の姿は多くの人に衝撃を与えた。しかし当の母親は、この件にまったく身に覚えがないという。『The Sun』などが伝えている。

ロシアのチェリャビンスクに住むリュドミラ・サドゥライヴァさん(Lyudmila Sadryeva、40)は、あるオンライン広告のせいで人々から非難を浴びることとなった。その広告には、リュドミラさんが幼い息子を抱いている写真が載せられていた。

しかも我が子に2,400ポンド(約364,000円)と価格が添えられており、目を疑うような文言が書かれていた。

「臓器提供用に子供を売ります。完全な健康体です。」

後にこの広告を見た人から警察に通報があったため、リュドミラさんは事情聴取を受けたという。しかしリュドミラさん本人は一切身に覚えがなく、とてもショックを受けたそうだ。この広告は、何者かが勝手にリュドミラさんの写真を使用したものだったのである。

このようなことをする人物に、リュドミラさんには一人だけ心当たりがあった。それはかつてルームメイトとして一緒に暮らしていた女性で、彼女とは部屋の掃除について言い争いが絶えなかったという。

リュドミラさんに降りかかった災難は、これだけに留まらなかった。この広告を見た人から非難の声があがり、外出時に見知らぬ人から怒りを向けられることもあった。リュドミラさんはその時のことをこう語っている。

「私は未だに恐れています。主に男性からですが、私を広告写真の母親だと知ると『ケダモノめ! おまえを葬ってやる』と脅されました。」

「またある女性は私を呼び止めて、『息子さんを育てられないなら私に託して』と懇願されたのです。それだけではなく他の親達からも バッシングされたため息子を保育園に連れていくことも出来なくなってしまいました。」

今回の忌まわしい広告に使われた写真は、リュドミラさんのSNSから無断で使用したものだという。警察は現在、彼女の元ルームメイトの女性について調査を進めている。

画像は『The Sun 2018年4月9日付「‘SELLING A CHILD FOR ORGANS' Russian mum accused of posting sick advert offering to sell her baby son to black market human organ traders for £2,400」(IMAGE: EAST2WEST NEWS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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