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【海外発!Breaking News】乳がんを克服した女性、第2子妊娠中に新たながん発覚 出産を経て挙式1週間後に旅立つ(英)

TechinsightJapan / 2018年4月19日 21時37分

そして3月30日に、病院側の計らいで10年間連れ添ったトレイシーさんとスティーブンさんは、ジェイムズ・クック大学病院の一室で挙式をし、念願の夫婦になることができた。「トレイシーのためにできるだけ特別なものにしてあげたかった」というスティーブンさんは友人にも連絡し、部屋を綺麗に飾り付けた。トレイシーさんはこの日のためにブライダル店が寄付しくれたドレスを、スティーブンさんとキーラン君はそれに合わせてスーツを着て念願の挙式を行った。

しかしその1週間後の4月8日、トレイシーさんはスティーブンさんの腕に抱かれて旅立った。学生時代から互いに知り合い、親友でもあった妻の死を息子キーラン君に伝えることがスティーブンさんにとっては一番辛かったようだ。

「とても心が痛みました。私はそばを離れたくなかったので4週間、ずっとトレイシーの病室で寝泊まりしていました。妻は最期に私の腕に抱かれ、胸に頭を預けて穏やかに旅立って行きました。妻が去った今、静かな家にいると悲しみが広がります。妻は自分のことよりもまず他人を思いやる心を持った人でした。そんな妻にこんなことが起こるなんてあまりにもむごすぎます。妻は多くの人に愛されていました。だから私の電話にも多くのメッセージが溢れました。妻はただ生きていたかっただけなのです。」

自分が旅立った後も夫や家族が困らないようにと、トレイシーさんは生前にクラウドファンディングサイトでアカウントを設置し、葬儀代の寄付を呼びかけていた。その金額はすでに目標額を超えている。トレイシーさんの葬儀は19日に執り行われる予定という。

このニュースを知った人からは、「まだ若いのに本当にお気の毒。あまりにも悲しすぎる」「頑張って生んでくれたことを娘さんは将来きっと誇りに思うよ」「いい人は神様が早くに連れていってしまうんだよね…」「赤ちゃん、頑張って強く育ってほしい!」「本当に心が痛むわ。どうか安らかに…」といった多くの追悼の声があがっている。

画像は『Mirror 2018年4月13日付「Brave mum dies in husband’s arms as she loses cancer battle days after giving birth to premature baby girl」(Image: North News)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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