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【海外発!Breaking News】バーバラさんへのラブレターに感動 ひたむきに愛の言葉を綴っていた若き日のブッシュ元米大統領

TechinsightJapan / 2018年4月20日 11時21分

“日ごと僕たちの出港が近づいてきています。大きな目標に向かって出港する日を私は長いこと楽しみにしていました。でもBar、あなたはそんな私の心を変えてしまいました。それでも「僕は海に出たくありません」と口にすることは許されません。しかもそれはきっと嘘にもなります。僕たちには倒すべき敵がおり、それに向かって長いこと訓練を続けてきたのです。大事な任務を背負って僕は海に出ますが、冒険心などはなく、任務が早く終わるようひたすら祈っています。”

“おやすみなさい、美しい人。何度でも言ってきましたが、あなたの美しさは僕を悩殺するほどです。美しい人…そろそろこの言葉をあなたも受け入れてください。木曜日には休みが取れますように。まだチャンスはあるようです。”

*****

以上、抜粋でお伝えしてみた。2人が結婚したのは1945年のことで、ブッシュ氏が期待した通り夫妻はジョージ・W・ブッシュ(第43代大統領)、ポーリン・ロビンソン・ブッシュ、ジェブ・ブッシュ、ニール・ブッシュ、マーヴィン・P・ブッシュ、ドロシー・コックさんと多くの子に恵まれた。孫やひ孫をもそれは可愛がってきたバーバラさんについて、ファミリーの誰もが「これほど素晴らしい母、祖母を持った私たちは実に幸せです」と異口同音に語りながらその死を悼んでいる。そんな素晴らしい妻を亡くしたブッシュ氏がどれほど気落ちしているかは想像に難くない。

「歯の浮くようなキザなセリフ」という言葉があるが、昔の男性はこんなにも熱心に、純粋に愛の言葉を伝えていたのかと驚くばかりである。テクノロジーが発展して男女間の電話やメッセージのやりとりはいつでも、どこでも、気軽に、簡単になり、手紙にロマンチックな感情や愛情を込める男女など滅多に出会えなくなった。しかし真に情熱的な気持ちや愛情を捧げたい相手がいるのなら、時にはきれいな便箋とペンを取るのも良いもの。このラブレターの話題には「感激で涙が出てしまった」「古典的で上品な愛の形に深く感動」といった声が続出しているようだ。

画像は『NCB 5 Dallas-Fort Worth 2017年2月15日付「Read George H.W. Bush’s 1943 Love Letter to ‘My Darling Bar’」(George H.W. Bush Library and Museum)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

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