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【海外発!Breaking News】動物園のゴリラ、雄同士で人目もはばからず愛の行為?(オランダ)

TechinsightJapan / 2018年4月26日 4時0分

写真

同性を愛するという感情は、何も人間だけに限ったものではないようだ。それが人に近い類人猿であれば、同性同士で愛を育むことは決して無いとは言えないだろう。このほどオランダの動物園を訪れた動物写真家が、偶然目にした2頭の雄ゴリラの写真が話題になっている。英メディア『The Sun』『Mirror』などが伝えた。

オランダ南ホラント州のスキーダム在住の動物写真家シャーリー・クロースさん(Shirley Kroos、30)は、主に動物園の動物達を撮影しており自らを「動物園写真家」と名乗っている。彼女は今月、ロッテルダムにあるブライドープ動物園を訪れた。

そこで目にしたのは雄のニシローランドゴリラ、3歳のターボ(Thabo)と3歳半のエイボ(Aybo)の仲睦まじい姿だった。しかし2頭のあまりにも親密なスキンシップに、シャーリーさんは思わず笑いがこぼれてしまったという。

ターボとエイボはお互い雄であるにもかかわらず、交尾のような仕草を始めたのである。シャーリーさんはその瞬間をカメラに収めるためシャッターを押し続けた。写真には2頭が背中から抱き締めたりじゃれあったりしながら、お互いに愛しあっているかのような姿が捉えられている。

2頭はシャーリーさんや他の来園客の目などまったく気にすることなくその行為に励んでいたが、まるで子供が悪いことでもしているかのように少し悪戯っぽい表情でカメラに視線を向けていた。シャーリーさんは、当時のことをこのように語っている。

「ターボとエイボは飼育員に貰ったおもちゃで遊び、走り回っていました。あのようなことをしたのは単に遊んでいただけだと思います。2頭の思いもしない遊びには本当に笑わせてもらいました。おかげで類を見ない写真を撮ることが出来ました。」

ちなみに雄のゴリラは通常11~13歳で性成熟期を迎えるが、ターボとエイボのはまだ3歳とあって自分達のしていることが交尾というより遊びという意識があったのかもしれない。しかしながら同性愛のゴリラは確かに存在するようだ。2016年には西オーストラリア大学の霊長類専門家であるシリル・グルーター博士(Cyril Grueter)が、アフリカ中部のルワンダで雌同士のゴリラによる交尾の瞬間を目にしておりその論文を発表している。

画像は『The Sun 2018年4月17日付「GOING APE Pair of randy male gorillas caught getting frisky by shocked photographer」(IMAGE: CATERS NEWS AGENCY)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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