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【海外発!Breaking News】17,000通の郵便物を隠匿していた郵便配達人「配達量が多すぎる」(米)

TechinsightJapan / 2018年4月26日 21時0分

【海外発!Breaking News】17,000通の郵便物を隠匿していた郵便配達人「配達量が多すぎる」(米)

差出人と受取人の信頼を裏切る郵便配達人による郵便物隠匿事件はあとを絶たない。このほど米ニューヨークでも過去10年以上にわたって、大量の郵便物を隠匿していた配達人が逮捕された。『The New York Times』『Brooklyn Daily Eagle』などが伝えている。

ニューヨーク・ブルックリンのダイカーハイツにある郵便局に16年間勤務していたアレクセイ・ジャーマッシュ(53歳)は、密告を受けた郵政省監察官事務所の調査により、過去10年以上にわたり合計17,000通もの郵便物を隠匿していたことが発覚、逮捕された。

密告内容は、日産パスファインダーの車内に郵便物が詰まった状態の郵便袋が置かれたままでブルックリン市内に停められているというものだった。郵政省職員がその場所へ出向くと、未配達状態の郵便物が入った郵便局の青い袋20個を発見した。調査の結果、車が停められていた近くのアパートに住むアレクセイの仕業であることが判明。警察が事情聴取を行ったところ、アレクセイは郵便物隠匿を認め「配達しなければならない郵便物の量にうんざりした。それでも重要な郵便物は配達した」と述べたという。

アレクセイは車内に10,000通、アパートに6,000通、職場のロッカーには1,000通の郵便物を隠していた。そのうちの1つに2005年の消印が押されていたことから10年以上もの間、犯罪行為をしていた事実が明らかとなった。しかし現時点では、どのような種類の郵便物が隠匿されていたのか、また未配達の郵便物が再び配達されたのかどうかということは定かではない。過去の似たようなケースでは、郵政省は良好な状態の郵便物は再配達を行ったと発表していた。

4月19日、アレクセイは郵便物を隠匿し配達の遅延を促した罪で起訴され、25,000ドル(約270万円)の保釈金が科せられた。ちなみに職員による郵便物隠匿は珍しいことではなく、2016年10月~2017年9月に米郵政省が1364件の郵便物窃盗の調査を行った時には409人が逮捕されている。

画像は『The New York Times 2018年4月21日付「‘Overwhelmed’ Postal Carrier Hoarded 17,000 Pieces of Mail, Officials Say」(Frank Duenzl/Picture-Alliance, via Associated Press)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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