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【海外発!Breaking News】豊胸インプラントを自分で取り出した女性 カッターナイフと消毒液で(英)

TechinsightJapan / 2018年4月30日 4時0分

【海外発!Breaking News】豊胸インプラントを自分で取り出した女性 カッターナイフと消毒液で(英)

インプラント挿入などの美容整形手術を受ける時は、ほとんどの人が専門のクリニックに出向くだろう。そして除去する場合も専門家のもとに向かわなければならない。しかしイギリスのある女性は、市販のカッターナイフと消毒液を使って自ら自宅でインプラントを除去するという驚くべき行動に出た。英メディア『Metro』『Lincolnshire Live』『The Sun』などが伝えている。

英リンカンシャー州スケッグネスに住むトニア・ロッシングトンさん(49歳)は3人の子供を出産し母乳で育てた後、胸が萎んで垂れてしまったことを気にして豊胸手術で大きな乳房を手に入れたいと望んだ。そこでトニアさんは今から14年前、夫に2,400ポンド(約365,000円)の費用を出してもらい、ベルギーのブリュッセルでBカップからGカップになる豊胸手術を受けた。

「当時は豊胸が流行っていたので、3人を出産した後、私も胸を大きくしたいと思いました。でも施術してすぐに嫌になってしまって。体重が減った分、大きな胸だけが目立つようになり、馬鹿っぽく見えるようになってしまいました。しかも乳房組織の一部を失ったので、ひどく垂れ下がるようになったんです。胸を隠してタイトなブラを着けてハイネックのトップスを着ていましたが、この2年間は真剣にシリコンインプラントを除去したいと思うようになりました。大きな胸が心身ともに影響を与えて、自分の体を恥じるようになったんです。それで1年前に、プライベートのインプラント除去施術をリサーチし始めました。」

ところがプライベートクリニックでの施術には、3,000ポンド(約456,000円)の費用がかかることがわかった。それだけの資金がなかったトニアさんは、GP(一般診療所)の医師に「インプラントが原因でうつや不安症に悩まされている。だから除去手術をしたい」と手紙を書いた。しかし医師からは「インプラントの破裂または深刻な痛みを引き起こす場合、もしくは被膜拘縮(インプラントの周囲の被膜が厚く硬くなり、インプラントが硬く縮んでくること)が起こっている場合のみ除去手術をすることができる」と、緊急事態以外の施術は行えないことを伝えられた。さらにイギリスのNHS(国民保健サービス)で除去手術を行うことを希望する場合は長期間順番を待たなければならず、高額な費用をNHSに負担させることになる。NHSが財政上、逼迫した状況にあることを知っていたトニアさんは、「それなら自分で」と決心した。

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