【海外発!Breaking News】男性に成りすましFacebookで嘘のがん治療費を騙し取った女、詐欺罪で逮捕(英)

TechinsightJapan / 2018年4月28日 22時0分

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勝ち得た信頼を利用して数々の嘘をつき、ひとりの女性から金を巻き上げた女。このほど詐欺罪で逮捕された女に、2年8か月の実刑判決が言い渡された。『Metro』などが伝えている。

2015年の暮れ、英国海峡に浮かぶチャンネル諸島にあるガーンジー島のセント・ピーター・ポートに渡り、清掃作業員として働くようになったポルトガル人クローディア・ロドリゲス(26歳)は、同じ作業員でポルトガル人のジーラ・コッテリルさんと知り合った。

40代後半のジーラさんは、およそ25年間ガーンジー島に住み一度は地元の男性と結婚したこともあったようだ。同郷のよしみからかクローディアとジーラさんは親しくなり、過去の交際についてなど互いに詳しく話すようになった。やがて、ジーラさんが交際相手を探していることを知ったクローディアは、「島に住んでいるポルトガル人の男性を知っている。あなたに興味を持っていて連絡したがっている」と嘘をついた。そして“ギヨーム・コスタ”という偽名を使ってFacebookアカウントを作成し、ジーラに連絡を取り「自分は48歳で25年間ほどガーンジー島に住んでいる」とでっちあげのストーリーを伝えた。

ギヨームを騙ったクローディアは、その後ジーラさんと友人関係から交際へと発展させるほどジーラさんの信頼を勝ち取った。とはいえ2人は直接顔を合わせたことや電話で話したこともなく、ネット上のみで繋がっていただけの恋人同士だった。しかしギヨームことクローディアは、数か月経った頃から「離婚のために金が要る」「がんを患い治療費が必要だ」などとジーラさんに対して金を要求するようになったという。

よほど相手を信頼していたのか、ジーラさんは全く会ったこともない男性に送金し続けた。さらにクローディアは次から次へと架空の“ギヨーム・ストーリー”をでっち上げ、「実は亡くなった母親が、私に大金を残してくれた。君の口座に振り込みたいが、口座に入っている金額が多すぎるために振り込みが完了できなかった。一時的に君のお金を別の口座へ移動させてくれないか」と依頼し、しかも「クローディアは、私が金融会社で働くようになってからの知り合いで、彼女の清掃会社と契約をしていた。だから口座には直接電子決済できるように設定済だ」とクローディアを信頼しているそぶりを見せ、彼女の口座に一旦お金を預けるようジーラさんに要求した。

その指示通りクローディアの口座に直接送金し加えていくらかを手渡したジーラさんは、6か月あまりでクローディアから総額42,360ポンド(約640万円)を騙し取られた。しかしジーラさんの銀行スタッフが、短期間で多額の金額が口座から引き出されていたことに疑いの目を向けたことで口座は凍結された。その後、警察が捜査したところクローディアが全ての黒幕となりギヨームという男性など存在していないことが判明した。さらにクローディアがギヨームを偽ってFacebookのアカウントを設置していたこと、ジーラさんへのメッセージは全てクローディアの携帯電話から送信されたものであることも分かり、2017年にクローディアは詐欺容疑で逮捕された。

6件の詐欺およびそれを意図した1件の罪という合計7件の罪で逮捕されたクローディアは、容疑を否認していたようだが後に認め、2年8か月の実刑判決を受けた。加えて裁判では、クローディアは6,000ポンド(約90万円)ほどをジーラさんに返金しているが、残りの36,360ポンド(約550万円)を返済するよう命じられた。また出所後は、ポルトガルに強制送還される予定になっているという。

画像は『Metro 2018年4月25日付「Woman conned workmate out of £40,000 through fake Facebook account」(Picture: Guernsey Police)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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