【海外発!Breaking News】生後6か月のまま成長がストップ、心も体も幼児の23歳男性(印)
TechinsightJapan / 2018年5月6日 4時0分
23歳の男性といえば、社会に出て友人達とお酒を酌み交わしたり早ければ結婚ということもある時期だろう。しかしインドに住むある23歳男性は、生後6か月あたりで時間が止まってしまったようだ。外見や仕草も完全に幼児のままの状態である。『The Sun』『Sunshine Coast Daily』などが伝えている。
インドのパンジャーブ州に住むジャグター・シンさん(Jagtar Singh、50)とマンジート・カウアさん(Manjeet Kaur)夫妻に23年前の1995年、元気な男の赤ちゃんが産まれた。名前はマンプリート(Manpreet)と名付けられ、両親に大事に育てられた。
しかし生後6か月頃から彼に異変が起きた。身長や体重に増加が見られず、1歳になる頃には成長が完全に止まってしまったというのだ。当時、両親は地元の開業医であるヘムラジ医師(Doctor Hemraj)を頼ったところ、「稀な病気で甲状腺になんらかの異常がある」と診断されたが、正確な原因を知るためには高額な検査費用が必要とのことだった。
両親は小さな農場を経営して暮らしており、検査や治療費を出せずにいた。それでも諦めず度々他の医師にも息子を診てもらっていたが、ヘムラジ医師と同じような答えしか得られなかった。
一部の学者は、小人症とも言われる世界でも300ほどしか例がないラロン症候群ではないかと見ている。これは子どもの成長に重要なインスリン様成長因子1(IGF-1)というホルモンの不在によって起こる病だ。
後に両親は、生活に十分な収入が得られないことに加え、フルタイムの介護が必要なマンプリートさんの世話が出来なくなったため、112キロ離れたヒサールという町に住む叔父のカランビア・シンさん(Karanvir Singh、45)と叔母のラクウィンダー・カウアさん(Lakhwinder Kaur、42)夫妻のもとにマンプリートさんを委ねた。
現在23歳になったマンプリートさんは身長60センチ、体重は5キロほどで外見や精神年齢も幼児のままだ。きちんとした会話をすることはないが、時にはマアア(お母さん)やママ(おじさん)などの言葉を話し、ジェスチャーを使いコミュニケーションをとることもある。また普通に笑ったり泣いたり、叫んだりもしているという。
カランビアさん夫妻はマンプリートさんを我が子のように溺愛しているようだ。かつて何度か実の両親のところへマンプリートさんを帰したことがあるが、とたんに食べることを止めて泣き続けたと言い、カランビアさん夫妻のもとへ戻ると安心した様子を見せたそうだ。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
【海外発!Breaking News】脳に損傷を負い介護施設で暮らす17歳男性、養子縁組成立でその場にいた人々は涙(米)<動画あり>
TechinsightJapan / 2024年11月23日 20時55分
-
【海外発!Breaking News】オムツ姿の幼児、道路に飛び出しドライバー悲鳴「生きていたのは幸運だった」(米)<動画あり>
TechinsightJapan / 2024年11月20日 18時10分
-
なぜ人間の赤ちゃんは大声で泣くのか…「母親が1年間ずっと抱っこするゴリラ」との決定的違い
プレジデントオンライン / 2024年11月14日 17時15分
-
【海外発!Breaking News】喉の痛みで病院を訪れた20歳女性、四つ子の妊娠が判明し驚愕「冗談だと思った」(米)
TechinsightJapan / 2024年11月12日 18時55分
-
【海外発!Breaking News】17歳娘の殺害を依頼した母親、自ら雇った殺し屋に絞殺される(印)
TechinsightJapan / 2024年11月1日 12時55分
ランキング
-
1英仏、ウクライナ派兵議論か=トランプ氏就任に備え―ルモンド紙報道
時事通信 / 2024年11月25日 21時46分
-
2対人地雷の「再び高まる脅威」懸念 国連事務総長 米の供与発表後
AFPBB News / 2024年11月25日 19時25分
-
3一晩で20万人超が一斉サイクリング、「道一帯が自転車でふさがる」…中国政府は抗議行動再燃を警戒し外出規制も
読売新聞 / 2024年11月25日 19時53分
-
4レバノン停戦「合意目前」 米仏大統領、近く発表か
共同通信 / 2024年11月26日 9時27分
-
5米地裁、議会襲撃でトランプ氏起訴取り下げ認める 検察の申請受け
ロイター / 2024年11月26日 8時45分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください