【海外発!Breaking News】「世界一の肥満児」と言われた190kgの男児、83kgの減量に成功(インドネシア)
TechinsightJapan / 2018年5月5日 21時35分
1年前に手術を受ける前までは、こんな日が来ることなど想像もできなかったに違いない。現在、アリヤ君は医師らのアドバイス通りの食生活をし、毎日2kmの距離を歩いたりジョギングしたりして健康的な生活を維持するよう心掛けているという。しかしながらアリヤ君はスプーン何杯かのご飯を口にするだけで嘔吐し何も食べられなくなってしまうため、今後新たな手術が必要とされる可能性もあるようだ。母のロカヤさんは現在の心境をこのように語った。
「息子がようやく普通の生活が送れるようになったことはこれ以上ないほどの喜びです。健康的な息子の姿が見られるのはとても嬉しく、今は息子は息切れすることもなく歩き、元気で活発に遊んでいます。よく眠っているし呼吸の問題ももう心配ないようです。」
ジャカルタにあるシロアム病院の臨床栄養士サミュエル・オエトロ医師は、「インドネシアの経済状況が改善し、子供らのために多くの食べ物を購入する余裕ができた家庭が増えたことに加えて、多くのショッピングセンターやフードコートができて食べ物の選択肢も増えました。子供の不健康なライフスタイルがこの国の肥満度を上げた原因と言えるでしょう。習慣になりがちなジャンクフードやソフトドリンクなどを与え過ぎないように、親が子供の食生活をしっかり管理することが大切です。過去には、ぽっちゃり型の子供は健康的で可愛いというイメージを多くの人が抱いていたようですが、今はその脂肪が原因で体重増加になると心臓の病を引き起こしてしまうということを、多くの人に知ってもらいたいのです。」
なおインドネシアの保健省によると25.8%、つまり国内成人の4分の1以上が平均体重を上回っており、2013年のWHO(世界保健機関)の調査では児童の12%が肥満状態で、インドネシアは肥満の多い国として世界でもトップランキング入りをしていたことが明らかになっている。
画像は『news.com.au 2018年5月3日付「Arya Permana, the world’s fattest boy, has been dethroned after losing a whopping 83kg」(Source:Caters News Agency)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)
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