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【海外発!Breaking News】着陸後に機内非常口を開けた乗客「新鮮な空気が吸いたかった」(中国)

TechinsightJapan / 2018年5月6日 12時41分

【海外発!Breaking News】着陸後に機内非常口を開けた乗客「新鮮な空気が吸いたかった」(中国)

この乗客は、飛行機での旅は初めてだったのだろうか…。このほど中国で、目的地に到着した飛行機からの降機を待っていた男性が、緊急時でないにもかかわらず非常口を開放するというとんでもない行為に出た。『The Independent』『South China Morning Post』などが伝えている。

中国メディア『Thepaper.cn』が4月30日に報じたところによると、海南島の三亜市から四川省綿陽市にある綿陽南郊空港へ飛んだ「雲南祥鵬航空(ラッキー・エア)」の機内で、チェンという25歳の中国人の男(苗字のみ公表)がとんでもない失態を犯してしまったようだ。

チェンは飛行機が目的地に到着し機内で10分ほど降機を待っていたが、「新鮮な空気を吸いたい」と思い座席横にあったドアのハンドルを下げた。これにより非常口が開放されてしまっただけでなく、非常口に設置されていた脱出用シューター(緊急脱出スライド)をも作動させてしまったのである。

CA(客室乗務員)らはすぐに警察へ通報し、チェンは空港警察に逮捕された。その後、綿陽公安局に身柄を引き渡されたチェンは「機内がとても混んでいて暑かった。だから自分の横にあったハンドルを下げただけ。そうしたらドアが外れたのでパニックになった。非常口だとは知らなかった」と話したという。航空施設を許可なく移動・撤去させたとして、チェンは15日間の拘留を強いられ、更には航空会社への損害賠償費用7万元(約120万円)の支払いを命じられた。

今回、非常口が開放されるという異常事態により多くのフライト遅延を生じさせたことへの損害費用は、最大10万元(約170万円)に上るという。また当局によると、非常口部分が破損していた場合はその修理費もかかることから、損害費用は更に数倍になるとされている。

ラッキー・エア側は、「離陸の前には必ずCAが非常時についての説明をしているし、特に非常口への注意も促している」と述べている。しかし緊急時以外に非常口を開けてしまう乗客は、チェンだけではないようだ。

今年1月には、英ロンドン・スタンステッド空港を飛び立ってスペインのアンダルシア州マラガ空港に着陸したライアンエアー機にて、男性客が遅れていた降機時間に苛立ち、勝手に非常口を開けて外に出たニュースが伝えられた。

画像は『South China Morning Post 2018年4月30日付「Chinese passenger pulls open escape hatch to get some fresh air while waiting on ‘stuffy’ plane」(Photo: Thepaper.cn)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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