1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

【海外発!Breaking News】マクドナルド「チーズ抜きで」の注文にチーズ入り代金を請求し訴えられる(米)

TechinsightJapan / 2018年5月30日 13時0分

【海外発!Breaking News】マクドナルド「チーズ抜きで」の注文にチーズ入り代金を請求し訴えられる(米)

チーズ抜きのハンバーガーを注文した際にチーズ入りバーガーの料金を請求されたとして、このほど米フロリダ州のカップルがマクドナルドを訴えた。カップルは損害賠償として500万ドル(約5億4,300万円)を求めている。『Fox News』『Law & Crime』などが伝えた。

フロリダ州ブロワード郡在住のシンシア・キスナーさんとマイアミ・デイド郡に住むレオナルド・ウァーナーさんは5月8日、マクドナルドのハンバーガー“クォーターパウンダー”の価格を巡ってフォートローダーデールの連邦裁判所で集団訴訟を起こした。

2人は「チーズ入りのバーガーと入っていないものでは価格は違うはず」と主張。そもそも、その店は以前から4種類のクォーターパウンダーを販売しており、そのうちの2つはチーズの入っていないもので、チーズ入りのバーガーよりも30セント(約33円)~90セント(約98円)安かった。ところがいつの間にかメニューが変更されて「チーズ入りクォーターパウンダー」「チーズ入りダブルクォーターパウンダー」の2種類のみだったことから、チーズ抜きで注文したのだが、店側はチーズ入りの値段を要求してきたという。

「自分たちが望む商品を購入するために、チーズ2スライス入りの料金を支払わねばならず損害を受けた。店側は不当な利益を得ている」として集団訴訟を起こしたカップルは、マクドナルドに500万ドル(約5億4,300万円)の損害賠償を求めたのだ。この件を担当したアンドリュー・レイヴィン弁護士は、このように述べている。

「マクドナルドは長年、チーズ無しのクォーターパウンダーとチーズ入りのクォーターパウンダーを販売していました。つまりチーズは明らかに基本のバーガーのエクストラ素材ということになります。それ故、チーズを望まない客にチーズ入り価格の支払いを求めるのは間違っていると。特に店側がアプリでチーズ無しのプレーンなバーガーを宣伝しているのであれば尚更と言えるでしょう。」

弁護側が言うように、店のサイトには「クォーターパウンド 100%ビーフパテ、セサミシード入りバン、アメリカ産低温殺菌プロセスチーズ、ケチャップ、ピクルススライスと玉ねぎ」といったチーズ入りクォーターパウンダーが紹介されていると同時に、チーズ無しクォーターパウンダーの栄養情報も記載されている。しかし、この2つのバーガーの価格表示はない。

カップルの訴えに対して、21日間の返答猶予を求められたマクドナルド側は「訴訟に法的価値があるとは思えない。広告のクォーターパウンダーは基本、チーズ入りのものである。ただ、店側は客の要望にあわせてチーズを抜くなどの対応をしている。また価格に関しては、市場に基づいて個々のフランチャイズ店がメニュー価格を設定している」と話している。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください