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【エンタがビタミン♪】『ブラックペアン』で人の成長と堕落描く シソンヌ長谷川「渡海先生の圧に気を失いかけた…」

TechinsightJapan / 2018年6月4日 14時16分

東城大では、国産ダーウィン「カエサル」に詳しい高階権太(小泉孝太郎)ではなく佐伯教授に忠実な准教授・黒崎誠一郎(橋本さとし)が治験患者・山本の担当医となり「カエサル」で手術を行う。

ところが黒崎は予定の手術を終えたものの、エコーで血栓が浮遊していることが見つかり慌てる。するとモニターで見ていた病院長・守屋が「予定の手術は成功したのだから、それ以上は避けてそこで閉じろ」と命ずる。

血栓をそのままでは患者の命に関わるのは目に見えており、同じモニター室にいた木下は「今の会話を全て患者に伝えますよ」と口出しした。自らの立場を犠牲にして山本を救おうとしたのだ。

高階は躊躇する黒崎に「俺がやります」と執刀を代わり、ここのところ努力の成果が見える初期研修医・世良雅志(竹内涼真)を助手に指名して血栓を取り出すことに成功した。

その後、渡海が「1000万はすぐに揃えられない」という武田からパスワードを聞き出して帝華大の情報を得たことで、病院長・守屋が東城大の患者情報を流していたことが発覚する。

また、治験コーディネーター・木下香織は手術を終えた山本祥子の病室で「“人の敵は人”だけど“人の味方も人”なのよね」と話して和解するのだった。

患者よりも病院のメンツや自身の利益を優先するようでは医療従事者として失格だ。

そのような堕落が描かれるなか、「患者がいる、その人を助ける、以上」という渡海の言葉に成すべきことを見つけた木下香織、彼に影響されてそれを実践する高階権太や世良雅志の成長する姿に救われた。

ちなみに帝華大医局員・武田秀文を演じたシソンヌ長谷川は、オンエア後にSNSで「オペの自主練」するところを公開すると「情けない役でしたが自分は違和感なく受け入れる事が出来ました」とつぶやいた。芸人としてのキャラクターに近いものがあったのだろう。

「渡海先生の圧に何度か気を失いかけましたが何とか最後まで演じきれました」とも明かしており、役柄とはいえ二宮和也に睨まれて心臓が縮む思いだったのではないか。

画像は『TBS日曜劇場「ブラックペアン」 2017年6月3日付Instagram「第7話は本日よる9時放送」「第7話放送まであと3時間」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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