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【エンタがビタミン♪】25年走り続けた“Hero”安室奈美恵。“愛”と“感謝”のラストラン、小室哲哉楽曲で締めくくる<安室奈美恵トーク全文>

TechinsightJapan / 2018年6月6日 10時12分

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『namie amuro Final Tour 2018 ~Finally~』の最終公演が6月3日、東京ドームにて行われた。9月16日をもって引退を心に決めた安室奈美恵のステージは完璧なまでのパフォーマンス、愛と感謝に満ち溢れていた。

会場である東京ドームまで最寄り駅から1時間もかかるほど、周辺は安室奈美恵のコスプレに身を包んだファンで埋め尽くされていた。幸運にもチケットを手にできたファンは、開演前から「奈美恵」コールにのせ想いをぶつける。

2020年東京五輪を彷彿とさせる、聖火台に火が到着する演出で『Hero』から幕を切ったステージ。「I’ll be your Hero~」の歌声が会場に響き渡ると、一気にファンのボルテージがあがる。続く『Hide & Seek』ではおなじみのダンスナンバーで盛り上がりをみせる。数十秒しかない間奏合間で髪型までも変える完璧な早着替えも披露する。これも安室のステージでは欠かせないパフォーマンスのひとつである。



『Mint』『Showtime』などドラマの主題歌も熱唱し、ダンサーのいない『Just You and I』では羽が舞う演出の中、温かいバラードをしっとり歌い上げた。“子を思う親”というコンセプトで書かれた曲に安室の深い愛を感じる。涙を流すファンが多くみられた。



19歳の想いを歌った『SWEET 19 BLUES』『TRY ME ~私を信じて~』『太陽のSEASON』では、1995~6年の流行語「アムラー」を思い起こさせ、当時と変わらぬキレキレのダンス、走る!歌う!の激しいパフォーマンスで観客を魅了した。『You’re my sunshine』はガレッジセールのゴリが扮する“ゴリエ”ダンスが話題になったが、数ある安室のダンスナンバーの中でもハイスキルな楽曲のひとつである。途中の「YO!」の掛け声に観客は一糸乱れぬ完璧なタイミングで、会場が一つになることを実感させた。



結婚式で流れる曲の代名詞ともなった『CAN YOU CELEBRATE?』ではウェディングドレスをイメージさせる白いロングドレスで登場し、ドレスをつまんでお辞儀をする姿は息をのむ美しさだ。『Chase the Chance』では20周年時の左から右に駆け抜ける映像が流れると、25周年の今回は右から左にステージを駆け抜ける安室が中央モニターで交差するシーンに客席から大歓声が上がる。白いミニストラップのワンピースに白ブーツ、すらりと伸びた手足が白い衣装に映える。2時間以上にわたり、一切の休憩を入れることなく、歌い踊り走り続ける安室奈美恵の姿は神がかってさえ見える。

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