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【海外発!Breaking News】父親のクレジットカードを盗んだ13歳少年、ギャンブルに1,200万円つぎ込む(英)

TechinsightJapan / 2018年6月8日 5時0分

再び銀行から連絡を受けた父は、今度こそ本当に家や事業を失ってしまうと恐れた。負債額を返済するために仕方なく従業員2人をリストラした。「本当の理由など言えるはずもなく、とても申し訳ない気持ちになった。仕事が多忙で息子の成績が下がったことにも気付いていなかった。今は息子に対して信頼を完全に失ってしまった。息子を叱ったが、息子のことを信用していた私たち自身に激しい怒りを感じた」と父は話している。現在、日々ローンの返済に追われているが、幸いにも全てを失うまでには至らなかった。15歳になった少年は、世間への警告としてギャンブルの危険さを伝えるためにこのほどメディアに打ち明け、反省の言葉を口にした。

「僕がギャンブルにハマったばかりに、家族の人生を台無しにしてしまったことをとても申し訳なく思っている。」

少年のセラピーを担当した心理療法士のスティーブ・ポープさんは、ギャンブルの危険性をこのように語る。

「最近、子供間のギャンブルはドラッグよりも問題視されています。あちこちでワクワクして面白いものだと宣伝しているだけに、喫煙よりもダメージが大きいと言えるでしょう。一度利益を得ると長期でハマる人も多く、結果として悲惨な状態を引き起こしてしまうのです。私は30年間、依存症患者の更生に携わっていますが、20歳未満でギャンブル依存に陥る人は決して少なくありません。」

英政府の規制機関「Gambling Commission(賭博委員会)」によると、子供をターゲットにしたギャンブル広告が増えていることから、16歳のギャンブラーは過去3年で全体の3分の1も増加したそうだ。11歳~16歳の間でギャンブル依存になっている子供の数は25,000人に上るという。

このニュースを知った人からは「息子が原因でリストラされた社員が一番気の毒」「確かに忙しかったんだろうけど…親が子供ときちんと向き合わないとこういう問題が起きやすいのかもね」「衛星放送では特にサッカーの試合の合間にギャンブルサイトの広告がいつも流れているからね。宣伝規制を厳しくすべきだと思う」「この父親、信頼うんぬんとか言っているけど、結局子供をきちんと躾けて子育てしていないからこういうことが起こるのでは? 私の3人の子はしょっちゅうPCに触っているけど、親のカードを盗んだことなど一度もないよ。何が悪くて正しいことかということをしっかり理解しているからだと思う。誰でもミスはするけれど、親がきちんと正しいことを教えなければならないんじゃないかな」といった声があがっている。

画像は『Mirror 2018年6月2日付「Teenager, 13, lost £80,000 gambling online after stealing dad’s credit card to fund habit」(Image: Sunday Mirror)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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