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【海外発!Breaking News】母、姉、祖母が18歳少年を虐待死 遺体は「強制収容所の犠牲者のよう」とも(英)

TechinsightJapan / 2018年6月12日 5時0分

「ジョーダンさんの顔は蒼白でした。骨と皮だけの痩せ細った体で陰鬱な目をしており、パジャマの下にはオムツをはいていました。母親に『なぜ息子さんはこんなに痩せているのか』と尋ねると、『数週間食べていないからだ』と返答がありました。でも数週間ぐらいでここまで痩せ衰えはしません。母親はショック状態でもなく、息子の状態を全く気にかけていないようだったので奇妙に思えました。祖母はテレビがついた部屋の奥で椅子に座って私たちを見ていましたが、何も言葉を発しませんでした。」

「私たちが駆けつけた時、ジョーダンさんはすでに意識がありませんでした。そして3分後に心停止を起こしたのです。家の中は散らかっていて、箱やかばんがいくつも高く積み上げられていました。」

救急隊員らが50分にわたる心肺蘇生を試みたが、ジョーダンさんはエアーマットの上で息を引き取った。息子が瀕死の状態で懸命な救命活動が行われていたにもかかわらず、母や祖母は動揺する気配を見せなかったようだ。母親は救急隊員が息子の死を告げた時にも台所の椅子に静かに座っており、無感情で冷静な態度だったという。

法廷では、自宅に来た警察官に「葬儀費用はいくらかかるのか」と母親が尋ねていたことも明らかになった。またスティーヴンさんの兄マイケルさんは、ジョーダンさんの死後ドーンとアビゲイルがスティーヴンさんのもとを訪れて警察に何を話したのかを知りたがったと言い、「母親からは息子の死への悲しみは全く感じられなかった」と話している。

ニコラス・ラムリー検察官は、ジョーダンさんの生い立ちについて「健康で幸せな生活を送っていたとは言い難い」と述べた。ジョーダンさんの遺体を見た栄養の専門家は、その凄惨な姿を「第2次世界大戦時の強制収容所の犠牲者のようだった」とたとえた。

スティーヴンさんは法廷で、亡くなる半年ほど前に会ったジョーダンさんの姿を思い出し「疎遠になっていた時期もあったが、もっと連絡して親子関係を築くべきだった」と胸を詰まらせた。現在、母と祖母、姉には過失致死罪が問われているが、3人とも否定しているという。今後も公判は続く予定である。

画像は『Mirror 2018年6月7日付「Boy, 18, ‘left to rot to death by his mum, sister and gran - died weighing less than 6st’」(Image: SWNS.com)』『Daily Record 2018年6月8日付「Gran of boy ‘left to rot’sat and watched as medics did CPR while mum asked “how much is a funeral?”」(Image: SWNS.com)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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