【海外発!Breaking News】波にさらわれた女性、1年5か月後に意識不明で発見される(インドネシア)
TechinsightJapan / 2018年7月5日 21時19分
インドネシアからミステリアスなニュースが飛び込んできた。1年5か月前にビーチで行方不明になった女性が当時と同じ服装のまま、姿を消した場所に近い別のビーチで家族により生存が確認されたのである。地元メディア『Tribun News』や『Oddity Central』などが伝えている。
インドネシアの各メディアが、なんともミステリアスなニュースを報じた。2017年1月8日に、西ジャワ州スカブミのチタプスビーチ(Citepus Beach)で休暇を楽しんでいたニニン・スナルシさん(Nining Sunarsih、52歳)は、突然の大波にさらわれ行方不明となった。
当時の目撃者の話によると、波にのまれたニニンさんは手を振り叫びながら必死で助けを求めていたという。しかし波が高く、目撃者らが救助することは困難だったようだ。その後、救助隊らが行方を捜索したものの手掛かりは掴めなかった。
その1週間後、一体の遺体がその地域から発見され、警察はニニンさんの家族を呼び寄せて身元確認を願い出た。しかしニニンさんの腹部にあるべき痣が見当たらず、爪の形も全く異なっていたことからニニンさんではないと家族は確信した。それでも警察は、ニニンさんの息子ワンダさんからDNAを採取して遺体がニニンさんのものであるかを検査したが、DNAは適合しなかった。その後も捜索が続けられたが、行方不明のニニンさんが生存しているかどうかもわからず、やがて捜索は打ち切られニニンさんは死亡したものとみなされた。
しかし家族はニニンさんの死を決して認めず、どこかで必ず生きていると信じていたようだ。行方不明者の家族がこのように希望を持ち続け、生存を願うことは決して珍しくはない。だが、ニニンさんの消息が途絶えてから1年5か月後にミステリアスな出来事が起こった。彼女のおじがニニンさんの夢を見たのである。
夢の中で、ニニンさんはおじに「スカブミのプラブハンラトゥにあるビーチで自分を見つけてほしい」と頼んだ。最初おじは、しょせんは夢としてそのことを気に止めることはなかった。ところがニニンさんはその後もおじの夢に出てきては同じことを繰り返し伝えたため、ついにおじは家族に夢の話を打ち明けて6月30日、家族はニニンさんが波にさらわれたビーチの近くにあるプラブハンラトゥのビーチを捜索するために出向いた。
しかしニニンさんの姿はもちろんのこと、なんの手掛かりも見つけることはできなかった。それでも家族は夜通しビーチを捜索し続けたところ、7月1日の午前4時頃に砂にまみれて意識不明になっているニニンさんを発見したのである。ニニンさんは、1年5か月前に行方不明になった時と全く同じ花柄のついた黄色のワンピースに黒のズボンをはいていた。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
元日の地震から約11か月、輪島市で遺体発見…行方不明の男性と服装一致「やりきれない」
読売新聞 / 2024年11月26日 20時46分
-
能登半島地震の不明男性か 発見遺体が服装酷似 DNA鑑定で身元特定急ぐ
テレ金NEWS NNN / 2024年11月26日 18時29分
-
輪島市で遺体発見、地震で行方不明の男性と服装が一致…親族「みんな待っとった」
読売新聞 / 2024年11月26日 13時2分
-
反響続々で6度目の重版! 山での遭難のリアルを描いた『「おかえり」と言える、その日まで 山岳遭難捜索の現場から』
PR TIMES / 2024年11月14日 14時15分
-
北海道知床沖観光船沈没事故で捜索ボランティアの桜井さんが被害者家族の洋上慰霊のための募金を呼びかけ
HTB北海道ニュース / 2024年11月4日 18時31分
ランキング
-
1ミャンマー軍トップに逮捕状を請求 国際刑事裁判所の主任検察官「ロヒンギャの迫害に関与」
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年11月27日 20時47分
-
2レバノン停戦、市民に不信感も=「双方が違反する」と懸念
時事通信 / 2024年11月27日 19時55分
-
3米国が日本にミサイルを配備すれば対応する=ロシア外務省
ロイター / 2024年11月28日 0時33分
-
4中国で拘束の米国人3人解放 バイデン大統領の外交成果に
共同通信 / 2024年11月28日 0時23分
-
5米連邦控訴裁、機密文書持ち出し事件巡るトランプ氏起訴の取り下げ認める…2つの刑事裁判が終了
読売新聞 / 2024年11月28日 4時5分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください