【海外発!Breaking News】孤独だった89歳男性、ヌードモデルになり「自分の幸せを見つけた」(中国)

TechinsightJapan / 2018年7月9日 5時0分

写真

高齢化社会となり、孤独な老後を過ごす者が増えつつあるのは日本だけではない。お隣の中国も急速な高齢化で社会問題になっている。そのような中、妻に先立たれ子供たちとは疎遠になった高齢男性が、ヌードモデルになって孤独から抜け出すことができたという。『South China Morning Post』などが伝えている。

「私は自分の幸せを見つけた」と話すのは、中国・四川省の成都市に住む89歳のワン・スージョングさん(Wang Suzhong)だ。彼は1997年に妻を亡くしてから小さなアパートでひとり暮らしをしており、炊事や洗濯などの家事はすべて自分でこなしているという。

子供はいるものの大人になった彼らは、ワンさんのもとから離れて暮らしている。我が子について「彼らは私に対して父親として接することはありません」と話すワンさんは、仕立屋の仕事を引退してからは時間があれば公園に出向き、歌を歌ったり仲間と麻雀をするという生活を続けていた。

しかし麻雀に負けた時は失うお金も大きいことと時おり喧嘩になることもあったため、きっぱり止めることを決意した。そして収入を得るために就いた仕事がヌードモデルだった。現在は週に2回、成都市の大学にあるアートスタジオに出向き、主に絵画や写真撮影をする学生たちのためにヌードモデルをしている。

ワンさんがこの仕事に就いた6年前のこと、疎遠の子供たちから追い打ちをかけるように「たとえあなたが死んだとしても、埋葬するつもりはない」と言われたそうだ。しかしワンさんは、この仕事で孤独から解き放たれ幸せを感じているという。

『South China Morning Post』では、ワンさんに「たまには子供たちと一緒に食事をすることがありますか?」と尋ねているが「まったくありません。どうか子供たちのことは触れないでもらえないだろうか…」と答えており、次のように話している。

「子供たちが私の仕事のことをどう思かなんて、まったく気にしません。今度は彼らが老いた時に孤独を感じる番が来るでしょう。」

「私がしていることはボディアートです。私はこの仕事に対して、これっぽちも恥じる気持ちなどありません。それは私から孤独を取り去ったうえに、収入にもつながる仕事なのです。ボディアートのモデルでいられることによって私の全ての悲しみと心配が消えました。私は自分の幸せを見つけたのです。」

ワンさんの噂が大きくなり始めた頃、映画の出演依頼まで来ることとなった。2013年には高齢者の人生を描いた映画『Free Renting』に出演を果たしている。

画像は『South China Morning Post 2018年7月6日付「Abandoned by family, elderly Chinese man turns to nude modelling」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング