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【海外発!Breaking News】海に愛犬を連れて行った飼い主の悲劇 獣医も警告「犬のビーチ遊びは2時間までに」(米)

TechinsightJapan / 2018年7月25日 21時27分

【海外発!Breaking News】海に愛犬を連れて行った飼い主の悲劇 獣医も警告「犬のビーチ遊びは2時間までに」(米)

家族のような愛犬との楽しいひとときは飼い主にとって大きな癒しだ。暑い夏には、愛犬をビーチへ連れて行く機会も増えることだろう。しかしこのほど米フロリダ州タンパで、飼い主とビーチで楽しい時間を過ごした犬の容態が急変し、命を落とす出来事が起こった。『Mirror』『wfla.com』などが伝えている。

高校教師を目指してサウスフロリダ大学(University of South Florida)で学んでいるクリス・テイラーさん(29歳)。彼にとって日々の疲れを癒してくれるのは、愛犬“O.G”の存在だった。

ラブラドール・レトリバーのO.Gは生後3か月の時からクリスさんに飼われており、この7年間はどこへ行くにも一緒だった。クリスさんにとってO.Gは、大切な家族の一員である以上に息子のような存在でもあったという。

何よりも水遊びが大好きなO.Gを連れて、息抜きにビーチへ出かけるのがクリスさんの楽しみのひとつでもあった。7月9日もいつものようにO.Gを連れてハネムーン・アイランド州立公園のドッグ・ビーチへ向かい、何時間も遊んだ。しかしその夜、O.Gの容態に変化が現れた。

O.Gは下痢や嘔吐に見舞われてしまい、クリスさんは心配しながらも「きっと疲れが出たのだろう。休ませたら良くなるかもしれない」と思い様子をみることにした。翌日に餌と水を少し口にしたO.Gを見たクリスさんは、このまま具合が良くなってくれることを願った。

ところが11日になって、O.Gの具合が悪化した。クリスさんにまるで反応を見せず、どこか一点をぼんやりと見つめて餌を一切口にしなくなったのだ。クリスさんはすぐに動物病院へ駆け込んだが、タンパベイ緊急動物診療サービス(Tampa Bay Emergency Veterinary Services)のケイティー・メイヤー獣医師は、O.Gを救うことは手遅れだと悟った。O.Gは塩水中毒になっており、深刻な脱水症状と脳損傷を起こしていたのである。

けいれん発作を起こしているO.Gの姿を見たクリスさんは、涙ながらに「痛がっているのか」と尋ねると、メイヤー獣医師は「もう自分がどこにいるかも分かっていないはずですよ」とO.Gが助かる見込みはないことを伝えた。楽しいビーチでの遊びが愛犬に死をもたらす結果となってしまったことについて、クリスさんは「塩水中毒なんていうことは想像もしていなかった」と悲しみを露わにした。

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