【海外発!Breaking News】小学生の頃にペンのキャップを誤飲した女性 40年後に肺から摘出(中国)
TechinsightJapan / 2018年8月17日 19時0分
子供の頃に誤飲したペンのキャップが、40年後に体内で発見されるという驚くべき出来事が中国の女性の身に起こった。キャップは手術で無事に取り出され、女性は現在回復中だという。『新浪江西』『Daily Mail Online』などが伝えている。
中国・山東省に住むヤンさん(49歳)は腹部の痛みを訴え、聊城(りょうじょう)市高唐郡人民病院へやってきた。断続的な痛みを右下腹部に感じていたヤンさんは、最初に婦人科を訪れ、医師らは女性の上部生殖器(子宮頸部、子宮、卵管、および卵巣)の感染症である骨盤内炎症性疾患を疑った。しかしレントゲン検査でヤンさんの胸腔に影があることを確認した医師が、さらにCT検査を行ったところ、右肺下部分に異物があることが判明した。その異物は、ヤンさんが9歳の時に誤飲したペンのキャップであった。
ヤンさんは40年前の小学生の時、教室でクラスメートと遊んでいる最中に誤ってペンのキャップを飲み込んでしまった。それを知った両親はヤンさんを病院へ連れて行ったが、目立った症状がなかったことからキャップは排泄物と一緒に体外から出たと医師は結論付けた。しかし30歳になって、ヤンさんは周期的な咳き込みに襲われるようになったという。19年間続いた咳の発作は、おそらく40年間肺に留まったままになっていたキャップが原因ではないかとみられている。
同病院の胸心泌尿外科部長であるリ・バイミン医師は、内視鏡による手術でヤンさんの肺から40年ぶりにキャップを取り除いた。現在のヤンさんは、自宅で回復中とのことだ。
画像は『Daily Mail Online 2018年8月15日付「Woman has a pen cap lodged in her lung for 40 years after accidentally swallowing it as a child」((C)Sina.com)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
子宮体がん、術後に脈管侵襲陽性 再度手術か化学療法かを選ぶ基準は がん電話相談から
産経ニュース / 2024年6月25日 9時0分
-
「朝起きたら足が…」女性を襲った恐怖の"感染症" 経験から悟った「病気から身を守る方法」とは?
東洋経済オンライン / 2024年6月23日 12時0分
-
【海外発!Breaking News】37歳男性から長さ90センチ、重さ8.5キロの脾臓摘出 「世界最大か」(印)
TechinsightJapan / 2024年6月14日 15時4分
-
バリウムが原因で腸が破れた…胃がん検診の翌日に「緊急手術で人工肛門」となった61歳男性の怒りと後悔
プレジデントオンライン / 2024年6月5日 9時15分
-
「放っておいてもいいかなぁ」と考えていた…映画監督のグ・スーヨンさん腎臓がん手術を振り返る
日刊ゲンダイ ヘルスケア / 2024年6月3日 9時26分
ランキング
-
1進出日系企業に動揺=蘇州母子負傷事件―中国
時事通信 / 2024年6月25日 21時30分
-
2中国で日本人親子切りつけ「子ども持つ身として心配」 中国当局は「誠に遺憾」
日テレNEWS NNN / 2024年6月25日 17時54分
-
3北朝鮮の弾道ミサイル、失敗と推定と韓国軍 米空母が釜山入港中
ロイター / 2024年6月26日 8時0分
-
4EU、ウクライナと加盟交渉開始=侵攻下、実現に数年も
時事通信 / 2024年6月25日 23時5分
-
5「ラーメン」で? 韓国・世界遺産ピンチ…山の植物枯れる被害 原因は“飲み残しスープ”か
日テレNEWS NNN / 2024年6月25日 21時27分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください