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【海外発!Breaking News】16歳で億万長者になった女性 波瀾万丈の15年を経て「今は幸せ」(英)

TechinsightJapan / 2018年8月21日 21時50分

【海外発!Breaking News】16歳で億万長者になった女性 波瀾万丈の15年を経て「今は幸せ」(英)

16歳という若さで億万長者になれば、誰もが浮かれてしまうだろう。今から15年前、イギリス一若い宝くじ当選者として有名になった女性が、その後の人生の浮き沈みをメディアで告白した。『Metro』などが伝えている。

英カンブリア州ワーキントンに住む4児の母カリー・ロジャーズさん(31歳)が、180万ポンド(現在の為替相場で約2億5,400円)の国営宝くじに当選したのは、今から15年前の2003年6月のことだった。

当時、イギリス一若い宝くじ当選者となったカリーさんはメディアでも有名になり、家のドアを開ければ報道陣が待ち受け、通りも普通に歩けない状態だったという。カリーさんはこの時16歳で、スーパーマーケット「Co-op(コープ)」で働いていたが、時給は3.6ポンド(約500円)だったそうだ。宝くじに当選した1週間後には現金で3,000ポンド(約42万円)が手渡され、個人口座を開設した。しかしカリーさんの経済管理は失敗に終わった。

大金の使い道としては自身のため、母や祖父母のためにと家を数軒購入したほか、複数の高級車を買い豪華旅行を楽しみ、豊胸手術も行った。さらに複数のボーイフレンドにも車を購入するなどの気前の良さを見せ、“友人”と名乗る人々に数百ポンド単位でお金を貸した。しかし、そのお金は誰からも返ってくることはなかった。カリーさんは当時の浪費について、このように語っている。

「私が悪いんです。ある男なんて13,000ポンド(約180万円)の借金がある、返せないと困ったことになると言ってきて私が肩代わりしてあげたこともありました。あの頃の私は、お酒を飲みながら誰彼構わずお金を貸してカードを使わせていました。最近、祖父母が身の回りの整理をしていた時に、当時私が使っていた小切手を見つけたのですが、どれだけ多くの人にお金をばらまいていたかを思い出して、信じられない気持ちになりました。」

億万長者になったカリーさんは、金銭感覚が失われただけでなく飲酒やドラッグにもハマるようになった。浪費した総額は25万ポンド(約3,500万円)とも言われているが、本人はそれを強く否定している。現在、4児の母となったカリーさんだが、13歳と11歳の2人の子とは一緒に暮らしていない。2009年、カリーさんが何年も患ってきたうつ病により2度の自殺未遂を起こしたことがきっかけとなり、2人の子の父親である男性が親権を得て子供を引き取ったそうだ。

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