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【海外発!Breaking News】「どうぞお茶でも飲んで」停車中の救急車に5ポンド札とメモが貼りつけられる(英)

TechinsightJapan / 2018年8月27日 17時2分

【海外発!Breaking News】「どうぞお茶でも飲んで」停車中の救急車に5ポンド札とメモが貼りつけられる(英)

人命救助に奔走する救急隊員らが、救急車を一時的に路上に停めるというのは日本でもまれなことではない。だがイギリスでは、救急車が車道をブロックせざるを得ない事態に住民らが怒り、そこに悪質なメモを残すというケースが最近増えている。しかしこのほどウェールズで、救急車の窓に貼り付けられていたメモは心温まる内容のものだった。『Metro』などが伝えている。

8月22日、ウェールズ・フリントシャー州救急車の1台に意外なメモと5ポンド札(約710円)が貼り付けられてあったことを「Welsh Ambulance Staff(ウエルッシュ・アンビュランススタッフ)」のデウィー・ロイドさんが自身のTwitterに投稿した。メモにはこのように綴られてあった。

「私の車の通り道をブロックしているのは、誰かの命を懸命に救おうとしてくれているからなのですよね。この5ポンドで、どうぞお茶でも飲んで一息ついてください。」

救急車が車道に一時的に停車することで、「駐車できない」「通行できない」と住民らから苦情が出て、最近では停車中の救急車に「ここに駐車するな」などといった怒りのメモがこっそりと貼り付けられる事態が頻繁に起こっている。しかし今回はそんなネガティブなメモとは逆に、人命救助に尽力する救急隊員の心を温めるような内容であったようだ。

この投稿はたちまち多くの「いいね」とともに拡散し、ユーザーからは心温まるメモを残した住民に「素晴らしい行為だ」「このメモを残した人に『よくやった』と言いたい」「こういう反応ができる人がもっと世の中に増えたらいいね」といった称賛の声が寄せられている。また救急隊員に対しても、「いつも素晴らしい仕事をしてくれてありがとう」とそのハードな仕事ぶりを尊重するコメントが相次いだ。

今回の件についてWelsh Ambulance Staffのスポークスマンは「厳しい仕事に従事するスタッフに心温まるメモを残してくれて、嬉しく思います。ただ、お金は必要ありません。我々は献身的に仕事をこなしているだけです。お心遣いには大変感謝します」と述べている。

なお、先週には「East Midlands Ambulance Service(イーストミッドランズ・アンビュランスサービス)」が、救急隊員らが救命措置に対応している間は、停車中の救急車に黙って怒りのメモを窓に残すよりも、スタッフに直接話してほしいと世間に訴えていた。

画像は『Dewi Lloyd 2018年8月22日付Twitter「Heart warming note left on one of the Flintshire Ambulances」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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