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【海外発!Breaking News】発情期の水牛が突進 女性が死亡(台湾)

TechinsightJapan / 2018年8月29日 4時0分

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8月11日の午後3時頃、台湾・台北市にある陽明山国家公園の草原で突進してきた水牛に驚いた女性(86歳)が転倒し、後頭部などに怪我をする事故が起きた。女性は病院に搬送され治療を受けていたが、26日に死亡が確認された。『三立新聞網』など多数のメディアが伝えている。

警察によれば、女性が怪我をした11日の夕方にアメリカ人男性が同じく水牛に襲われ、ツノで右膝後方を刺される事故も発生している。男性は病院に運ばれたが、幸いにも命に別状はなかった。

事故があった「擎天崗」は一面に広がる大草原で、ゆったりと草を食べる水牛の姿があちこちに見られ、牧歌的な風景で知られる。レジャー客のほか、ウェディング撮影で訪れるカップルも多い景勝地だ。

しかし最近は水牛の発情期にあたり、注意が必要だという。事故当日は、1頭の若いオスがボス格の水牛を挑発したために2頭が走り回っていた。被害に遭った女性は事故当時、擎天崗中央の遊歩道を歩いていたが、水牛が縄の柵を越えて突進してきたという。女性は右手や後頭部に裂傷を負ったほか、助骨を5本骨折し病院に搬送された。

擎天崗には放牧されている水牛だけでなく野生の水牛もおり、このたび事故を起こしたのは番号登録がされていない野生の水牛だった。陽明山国家公園管理処によると、2頭の水牛は台北市立動物園によって去勢処置が行われることになるという。なお安全を考慮し、現在も擎天崗の中央歩道や周辺の入り口は封鎖されている。

画像は『東森新聞 2018年8月27日付「86歲老婦遭擎天崗公牛撞斷肋骨 兩周後過世」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)

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