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【海外発!Breaking News】自宅の火災に気付いた4歳女児、機転で家族を救う(米)

TechinsightJapan / 2018年9月6日 19時0分

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惨事に遭遇した時に、いかに機転を利かせて行動するかによってその後の結果は大きく異なる。このほどアメリカで、自宅が火事になったことにいち早く気付いた4歳女児が素早い行動を起こしたことで、家は焼けたものの家族5人が無傷で炎から逃げ延びることができた。『News4Jax』などが伝えている。

突然、大きな炎が自分に迫ってくるのを見たら、幼い子供はパニックになってしまうかもしれない。しかしフロリダ州ジャクソンビル、ウエストサイドの近郊パクソンに住むミーシャ・ファーランドちゃん(4歳)は、自宅が火事に遭ったと知りすぐに機転を利かせた。

2歳の弟と遊んでいたミーシャちゃんは、後ろを振り返った時に大きな炎を見た。火事に気付いたミーシャちゃんは煙があちこちに広がる中、慌てて母親のアムリ・ペインさんに知らせた。アムリさんはまず末っ子をクリブ(柵のあるベビーベッド)から出し、家にいた他の者を避難させた。火事の様子を近隣住民が動画に収めているが、窓からは大きな炎が出ており、激しい火事を物語っている、ジャクソンビル消防署が駆けつけ、消火活動に尽力した。幸いにも一家5人が全員無傷で難を逃れた。

火災が発生したと思われる子供部屋は無残な結果となった。焼けた2段ベッドからはコイル(渦巻状のワイヤー)が露わになっており、部屋の中のほとんどは燃えてしまった。壁は天井まで届く勢いの炎で焼け焦げ、床は灰にまみれた状態となった。一家はただ身を守ることに必死で、ほとんど何も持ち出すことができなかったようだ。しかし、命あってこそ。アムリさんは家族にいち早く火事を知らせてくれた娘に対し、「あの子はヒーローよ。とても誇りに思う」と感謝の気持ちを口にしている。

後のメディアの取材で、家族を救ったことについて尋ねられたミーシャちゃんは「良かった! だって私ヒーローになるのが大好きだもん」と笑顔で答えている。このミーシャちゃんの笑顔が、惨事を経験した家族にとっては大きな救いになっていることだろう。現在、一家はRed Cross(赤十字)の支援を受けて一時的に仮住まいの場所を提供されているとのことだ。なお火災の原因について、現時点では明らかになっていない。

画像は『News4Jax 2018年8月30日付「4-year-old girl saves family from burning home」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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