【海外発!Breaking News】満員電車で立ったまま授乳を強いられた母親「誰も席を譲ってくれなかった」(英)
TechinsightJapan / 2018年9月7日 13時56分
混雑した車内で、赤ちゃんにどうしても授乳しなければならない場合、母親はなるべく人目につかないようにしたいと思うだろう。しかしこのほど満員の電車内で、ある母親が立ったままの授乳を強いられた。母親はこの出来事をソーシャルメディアに投稿し、「困っている人には親切にできる世の中になってほしい」と訴えた。『BBC News』などが伝えている。
英エセックス州ウィックフォードに住む2児の母親ケイト・ヒッチェンズさん(32歳)は、9月4日に起こったある出来事を自身のブログ『Hitchen’s Kitchen(ヒッチェンズ キッチン)』に綴った。
帰路につくためロンドンからウィックフォードまでの電車に乗り込んだケイトさんは、生後6か月になるチャーリー君を連れていた。35分間の乗車中、ケイトさんはチャーリー君に授乳をしなければならず周りを見回したが、車内はラッシュアワーで混雑しており空席はなく、ケイトさんは立ったままの授乳を強いられた。
これに怒りを感じたケイトさんは、自身のブログ同様FacebookやInstagramなどにも投稿し、このように綴った。
「移動中の電車内で、母親が9キロになる生後6か月の子を抱えて立ったまま授乳しなきゃならない世の中っていったいどうなっているの!? 私が言いたいのは、モゾモゾ動く子供を抱えながら立って授乳をすることの難しさだけじゃないわ。電車が3つの駅に停まる間、誰ひとり席を譲ろうとしてくれなかったことよ。もし今度、あなたが赤ちゃんを連れた人を電車内で見たら、あなたが健康で問題ない限り、どうか席を譲ってあげて!」
ケイトさんによると、夕食の時間までに帰宅する予定をしていたが、乗るはずだった電車がキャンセルになり、やむなくラッシュアワーの混み合った電車に乗らなければならなくなったようだ。公共の場での授乳についてはさほど気にしていないケイトさんだが、それでもやはりマナーをわきまえて隠すようにしているという。しかし今回、立ちながら授乳を強いられたことで他の乗客の目に触れ、不愉快な思いをしたと話す。
「隠れる場所もなかったし、電車が揺れるたびにチャーリーが動いて痛かったわ。ひとりの女性が立ち上がったんだけど、別の女性が座ったのよ。ヘッドフォンをして座ってすぐに目を閉じたの。母乳だから問題であって、粉ミルクを与えればいいんだとかそういう問題ではないのよ。どれだけ周りが困っている人に親切心や一般的な礼儀を示すか、ということが問題だと思う。私なら、もし赤ちゃん連れの人や重い荷物を抱えている人を見たら席を譲るわ。席を譲ってほしい人がそう頼むよりも、気付いた誰かが譲る世の中であってほしい。」
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