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【海外発!Breaking News】妊婦の腹を切り裂き赤ちゃんを盗んだ38歳女に終身刑 恋人も殺人に関与か(米)

TechinsightJapan / 2018年9月26日 10時0分

【海外発!Breaking News】妊婦の腹を切り裂き赤ちゃんを盗んだ38歳女に終身刑 恋人も殺人に関与か(米)

2017年8月、米ノースダコタ州で妊娠8か月だった22歳の女性が、ゴミ袋に入れられ川に捨てられているのが発見された。女性は8日前から行方不明になっており、家族が捜索願を出していた。地元紙『WDAY』『KVLY』などが伝えている。

ノースダコタ州ファーゴで昨年8月19日、妊娠8か月だったサバンナ・グレイワインドさん(当時22歳)が同じアパートの3階に住んでいたブルック・クルーズ(38歳)宅を訪問後、行方不明になった。サバンナさんはブルックに「ドレスを作ったから試着してもらいたい」と呼び出された後に帰宅せず、心配した家族とボーイフレンドのアシュトン・マシーニーさんが警察に捜索願を出していた。

サバンナさんがいなくなった当日、近くの住民はブルックの部屋から壁を激しく叩く音やシャワーの音、そして赤ちゃんの泣き声を聞いていた。警察は夕方5時頃と、夜遅くにブルック宅を訪ねたものの変わった様子はなく、赤ちゃんを見つけることもできなかった。

7人の子の母であるブルックには、4人の子を持つウィリアム・ヘーン(32)という恋人がおり、2016年12月に一度破局していた。しかしブルックは「もう一人子供を持つのが夢」と語るウィリアムに偽の超音波検査の写真を送り付け、「妊娠した」と嘘をつき、2人は2017年初めによりを戻し同居を始めたようだ。

サバンナさんの両親は娘が行方不明になった当初から2人に疑いの目を向けており、8月22日の夜にウィリアムがピックアップトラックをアパートに横付けしていたこと、袋を大事そうに抱えてアパートに持ち込んでいたこと、まだサバンナさんが見つかっていない時にウィリアムから「娘さんのことは残念でしたね」と言葉をかけられたことなどを警察に相談していた。またウィリアムは、屋根葺き替え工事の仕事仲間に「女の子が誕生した」と話をしていたことも分かっている。

警察は2日後の24日に令状を持ってブルックのアパートを捜索し、そこで赤ちゃんを発見した。ブルックは「サバンナさんが21日の朝3時半頃に訪ねてきて、赤ちゃんを置いて行った」と話したというが、その場で逮捕されている。そして27日、アパートの近くを流れるレッド・リバーでカヤックをしていた人が黒いゴミ袋を発見。中からサバンナさんが遺体となって見つかった。首にはロープが巻かれていたが、死因は腹部を切られたことによる失血死だったという。

ブルックはその後、サバンナさんの殺害を認める供述を始め、「彼女と言い争いになった。頭を叩いたら気を失った。それでお腹の赤ちゃんを取り出そうと思いつき、ちょうど帰宅したウィリアムに助けを求め、バスルームでお腹を切り裂いた。彼女はすでに意識がないように見えた。取り出した赤ちゃんは健康だった」と言い、今年2月の裁判で仮釈放なしの終身刑を言い渡された。

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