【海外発!Breaking News】恋人を信じられず妊娠を装った女、「お腹の子供は臓器売買で奪われた」嘘重ねる(コロンビア)
TechinsightJapan / 2018年10月1日 15時35分
愛する人を繋ぎとめておきたいという気持ちから妊娠を偽装し、出産直前の時期になって誘拐事件をでっちあげ、「お腹の子供は臓器売買のために奪われた」というとんでもない嘘を重ねた女のニュースがコロンビアから飛び込んできた。9か月もの間すっかり騙されたパートナーや家族らは大きなショックを受けている。地元メディア『Aldia.co』『El Heraldo』をはじめ、『Oddity Central』『Metro』などが伝えた。
コロンビア北部バランキヤに住むアントネーラ・ミレーナ・サンチアーゴ・パディラ(37歳)は、パートナーのヴィクターさんが自分のもとから去ってしまうのではという不安をなくすために妊娠を偽装し、ヴィクターさんだけでなく家族や友人をも騙し続けた。
アントネーラとヴィクターさんは、もともと14歳の時に同じ地域で育ったが、その後長年離れ離れとなっていた。アントネーラの兄の死をきっかけに昨年から連絡を取り合うようになった2人は急接近。当時ヴィクターさんには交際相手がいたが、結局別れて昨年12月からアントネーラと交際するようになった。
しかしアントネーラの心の中には、いつかヴィクターさんが自分のもとを去るのではないかという不安があった。ヴィクターさんの元恋人から「破局の原因はアンタだ」と責められるうちに「彼はまだ元恋人のことを思っているのでは?」という疑いを抱くようになった。彼を自分のもとへどうにかして繋ぎとめておきたい―そう思ったアントネーラは今年1月、ヴィクターさんに妊娠していると告げた。
13歳の息子と14歳の娘が既にいるアントネーラだったが、これまで子供がいなかったヴィクターさんに「私たちの子供ができる」と嘘をつくことで2人の絆がより深いものになると企んだのだ。アントネーラは家族や友人らにも妊娠していると偽り、インターネット上で見つけた超音波検査の写真をプリントアウトして見せ、布切れやクッションで妊婦を装って過ごした。
ヴィクターさんや家族は、アントネーラの嘘を全く疑わなかった。妊娠検査に一度も付き添わず、病院の出口で待たされていた時にも、ヴィクターさんはアントネーラの妊娠をひたすら信じ、喜び、女の子と信じた我が子に名前までつけて誕生を心待ちにしていたという。ヴィクターさんの喜ぶ姿を見て、精神的に大きな影響を受けたアントネーラは「自分は本当に妊娠している」と思い込み、つわりのような症状が現れたり無性に何かが食べたくなったり、空っぽのお腹に胎動さえ感じるようにまでなっていったという。
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