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【海外発!Breaking News】特殊部隊SWATメンバー、スーパーヒーローに成りきり入院中の子供たちを喜ばせる(米)

TechinsightJapan / 2018年10月8日 21時49分

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病気や怪我で入院生活を送る子供たちのみならず、その家族もまた様々な思いを抱えて日々過ごしていることだろう。アメリカではそんな子供たちや家族を元気づけようと工夫を凝らしたイベントを行う病院があるが、このほど毎年恒例となっているイベント「Superhero Day(スーパーヒーロー・デー)」を行ったコロラド州の子供病院の様子が『Storytrender』などで伝えられた。

コロラド州の子供病院「Children’s Hospital Colorado」で先月、心温まる光景が見られた。病室の窓に突然、スーパーヒーローらが現れたのである。外壁伝いに下降してきたスーパーマンやバットマン、キャプテン・アメリカやスパイダーマンなどを見た子供たちは大喜びで窓に駆け寄り、スーパーヒーローたちに手を振るなどして充実した1時間を過ごした。

この子供病院は2013年からこの特別イベントを行っているが、実は初年度は窓清掃員らによるパフォーマンスであった。ところが翌年、彼らが実行できないことを知った地元オーロラ警察署がスーパーヒーロー役を買って出た。

今年も同警察所属の特殊部隊「SWAT」チームのメンバーたちが、それぞれスーパーヒーローの衣装に身を包んで病院屋上から下降して子供たちにサプライズをした。イベントを行うにあたり、最初の年は天候の確認に加えてスーパーヒーローの衣装準備や適切な機器などの用意も必要であった。普段から多忙を極めるSWATチームだが、毎年このように万全の体制で臨んでおり、「子供たちの喜ぶ顔を見られることは何ものにも勝る」とメンバーらは話している。



また、子供病院の治療環境やコンプライアンス&サステナビリティ部門のマネージャーであるジム・フェイストさんは、次のように語った。

「子供の頃、好きだったスーパーヒーローになりたいと思っていた時に戻ったかのような気持ちになれるこの行事に参加できて、私自身も嬉しく思います。この病院にいる子供たちは、様々な問題を抱えながら日々入院生活を送っており、また家族もいろんな思いがあることでしょう。ですがこのSuperhero Dayの1時間は、入院中の子供たちも家族も、普段の辛いことや問題を忘れて、ただ普通にスーパーヒーローが好きなんだと感じることができる貴重な時間なのです。」

子供たちや家族らに笑顔と勇気、そして希望を与えるスーパーヒーローの存在は無くてはならないものであり、それを毎年続けているSWAT部隊のメンバーらの思いやりは、大きな喜びとなって子供たちの心に生涯刻まれていくに違いない。

画像は『Storytrender 2018年10月5日付「S.W.A.T. TEAM IN SUPERHERO COSTUMES RAPPELS DOWN CHILDREN’S HOSPITAL TO DELIGHT STUNNED PATIENTS」(PIC FROM CHILDRENS HOSPITAL COLORADO / CATERS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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