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【海外発!Breaking News】ベビーシッターとして白人の子の面倒を見ていた黒人男性、白人女性に通報される(米)

TechinsightJapan / 2018年10月12日 18時30分

【海外発!Breaking News】ベビーシッターとして白人の子の面倒を見ていた黒人男性、白人女性に通報される(米)

アメリカでは、黒人であるというだけで差別の対象になり時に命の危険にも晒される。過去にも黒人の少女が水を売っていただけで白人から通報されたり、スーパーでクーポン券を使おうとした黒人女性を白人スタッフが通報するなど、明らかな人種差別が繰り返されている。今回もまた、白人の子供たちのベビーシッターをしていた黒人男性が、白人女性に通報されるという出来事があった。『Fort Worth Star-Telegram』『Metro』などが伝えている。

10月7日、ジョージア州コブ郡にあるスーパー「Walmart(ウォルマート)」の駐車場で、コーリー・ルイスさんはひとりの白人女性(名は明かされず)に呼び止められ、「子供たちが、大丈夫なのかどうか聞きたい」と突然言われた。この時、コーリーさんは知り合いの白人家族から預かっていた子供たち2人のベビーシッターをしており、見知らぬ女性が子供たちに話しかけることに好意を持たなかったため、拒否した。

するとその女性は「それならあなたの車のナンバーを控える」と言い、その後コーリーさんが子供たちを乗せて車を走らせると、女性は自身の車でずっとコーリーさんの後をつけてきた。女性の一連の行為を「人種差別」と感じたコーリーさんは、その様子を動画に収めた。

やがてコーリーさんが自宅前に到着すると、女性はその近くに車を停めて警察に通報。コブ郡警察の警察官が近付くと、コーリーさんは「女性に後をつけられて嫌がらせをされている」と話した。ベビーシッターをしているだけ、と言うコーリーさんの言葉を疑ったままだったのか、警官は車内にいる10歳と6歳の子供2人に車から出るように伝えて、直接話を聞いた。

10歳の少女は、コーリーさんの潔白を晴らすべく「彼はベビーシッターをしているだけです。食事に連れてってもらって、そうしたら女の人が後をつけてきたんです」と説明した。それでも納得できなかったのか、警官は子供たちの両親に電話をして事情を尋ねた。

コーリーさんに子供2人を預けたデイヴィッド・パーカーさんとダナ・マンゴーさんは、警官に向かって「白人の子供たちを連れているのがアフリカ系アメリカ人だから怪しいというわけですか!?」と不快感を露わにして尋ねると、「仰る通りです」と返されたという。デイヴィッドさんとダナさんは、コーリーさんを疑い通報した白人女性を非難したが、女性は「子供たちを守ろうとしただけ」と釈明したようだ。しかし事実として、子供たちが危険な状況にあるという兆候は全くなかった。

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