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【海外発!Breaking News】生後7週の女児、泥酔居眠りした母親の下敷きになり窒息死(英)

TechinsightJapan / 2018年10月25日 18時15分

ステイシーは過去に飲酒問題を抱えていたが、妊娠中や出産後は問題がなく、クロエちゃんが生まれてからはパートナーとの外出時のみ飲酒していたと供述した。普段はクロエちゃんとは一緒に寝ていなかったが、事件当日はフルタイムで働いていたパートナーに代わって自分が世話をしており、クロエちゃんがなかなか落ち着いてくれなかったためソファで一緒にいたとも話したという。

今回裁判所では、アンドリュー・メナリー判事からこのように判決が言い渡された。

「飲酒の結果、このような事態を引き起こしたという事実は、被告に対し子供の世話をする能力に欠けるかもしくは皆無であるかという疑いを生じさせることになり、事態を悪化させる深刻な要因となる。しかし当局の調査では、被告とそのパートナーは子供たちを可愛がり、責任を持って育てていることが明らかになった。被告には親として子育てができる能力が十分にあったといってよいだろう。この悲劇は、世話がかかる小さな子供に被告が激しく疲労していたという一因があることも否めない。社会は被告に懲役刑を科すことを望んでいるが、被告は添い寝のリスクを承知していながらも、それをしてしまった事実に慄き、犯した罪に十分苦しんでいるといえる。よって、被告を12か月の執行猶予つき12か月の有罪判決に処する。」

加えて、ステイシーには1年間の面接やカウンセリング(スーパービジョン)と20日間のリハビリが命じられた。クロエちゃんの死後、PTSD(心的外傷後ストレス障害)と診断されていたステイシーだが、この事件以降新たな子供を出産しており、現在は10歳と13歳の子供を含む3児の母になっている。

このニュースを知った人からは、「こんな悲劇になって、母親は自分を一生許さないだろうね」「今回の判決は情状酌量が大きいな」「実刑にすべきだと思う。こんな母親、子育てするのは向いていない」「あくまでも事故なんだから実刑にならなくてよかったのでは。他に子供もいることだし」「だからこそここで厳しく判決を出さないと、こういう母親が増えるしけじめがつかないだろう」「殺す意図なんてなかったんだから、やっぱり悲劇の事故でしょう。実刑にはならなかったけれど、子供を死なせたことできっと終身刑を下されたのと同じ気持ちだと思うよ」といった声があがっている。

画像は『BBC News 2018年10月22日付「Chloe Atkinson Wilkie death: Drunk mother slept on baby girl」(LYNDA ROUGHLEY)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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