【海外発!Breaking News】サルが授乳中の母親から乳児を奪い死なせる(印)
TechinsightJapan / 2018年11月16日 16時50分
インドから、サルに連れ去られた生後間もない男児が死亡するというショッキングなニュースが飛び込んできた。サルは開け放たれていた玄関から侵入し、授乳中の乳児を母親から奪い去ったという。『Mirror』『CNN』などが伝えている。
11月12日の午後、インドのウッタル・プラデーシュ州アーグラ市近くの村ラナクタで悲劇が起こった。
生後12日目の男児アラッシュ君を腕に抱いて授乳していたネーハさんは、開けていた玄関から侵入した1匹のサルに突然、我が子を奪い去られた。サルは、アラッシュ君の首を掴んであっという間に連れ去った。
ネーハさんの叫び声を聞きつけた近隣住民らは、アラッシュ君をなんとかサルから引き離そうと必死でサルに石を投げつけた。しかし努力の甲斐も空しく、アラッシュ君は顔と首に致命的な怪我をし、近隣の屋根の上で血だらけになった姿で発見された。すぐに病院に搬送されるも、間もなく死亡が確認されたという。
アラッシュ君は、結婚して2年の母ネーハさんと父ヨゲーシュさんにとってたったひとりの子供だった。愛する我が子の命をサルに奪われた両親の悲しみは計り知れない。アラッシュ君は検死に回されたが、埋葬のために間もなく家族のもとへ戻される予定だそうだ。
地元メディアによると、アラッシュ君が襲われた15分ほど前に、近所で14歳の少女が寝ているところを同じサルに襲われ軽傷を負った。また、2か月前は同じ村で別の赤ちゃんがサルに襲われるという出来事も起こっているが、幸いにもこの赤ちゃんは無事で、現在も病院で回復中とのことだ。
ニューデリーでは、サルによる攻撃は頻繁に起こっているようだ。インド政府は2018年にアーグラ市のサルを含む野生動物の個体群を管理するため、メスの免疫システムを欺き、卵子を傷つけるよう仕向けて受精を防ぐ“免疫学的避妊”の試験的プロジェクトを承認したと発表している。
画像は『Mirror 2018年11月14日付「Twelve-day-old baby killed by monkey after being snatched from breastfeeding mum」(Image: CEN)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)
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