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【海外発!Breaking News】昼寝から目覚めず、9歳少女が突然の脳内出血で死亡(英)

TechinsightJapan / 2018年11月22日 15時26分

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これまで何の病気の兆候もなく元気に過ごしていた我が子が、突然この世を去ってしまったら―親の悲しみや喪失感は想像を絶する。このほどイギリスで、突然意識不明になったまま旅立ってしまった9歳少女の葬儀が執り行われた。病院での検査によると、少女は脳内出血を起こしていたという。『Mirror』『The Sun』などが伝えた。

10月21日、ウェスト・ミッドランズ州ウォルソールに住む3児の母トレイシー・ウォラーザックさん(35歳)は、末っ子のジェシカ・ウールハウスちゃん(9歳)が頭痛を訴えソファで休むと言ってきた時、その後に起こる悲劇を予想できるはずもなかった。

トレイシーさんは、ジェシカちゃんの祖母ジャネットさん(61歳)に娘を見ていてもらうように伝え、家族の誰もがジェシカちゃんは眠っていると疑わなかった。しかしジェシカちゃんはその後、全く目を覚ますことがなかった。ジャネットさんは孫が意識不明になっていることに気付き、ジェシカちゃんは急遽ウォルソール・マナー病院へ搬送された。

検査の結果、ジェシカちゃんは脳の血管が弱くなり脳内出血を起こしていたことが判明した。これまで何一つ脳内出血を疑うような兆候がなかっただけに、その告知は一家に激しいショックを与えた。その後、バーミンガム子供病院に転院したジェシカちゃんには4時間半に及ぶ手術が行われたが、医師らの懸命の治療も空しく既に手遅れで翌22日、家族はジェシカちゃんの生命維持装置を外さなければならないという辛い決断を強いられた。

11月15日、家族や近隣住民らに見守られながらジェシカちゃんが好きだったピンクと白をテーマにした葬儀がしめやかに執り行われた。小さなジェシカちゃんの棺は白馬の馬車でベントレーにあるセント・エマニュエル教会へと運ばれた。ジェシカちゃんの兄であるジョッシュさん(18歳)とジェイク君(11歳)を含む参列者らは、涙をこらえて突然旅立ってしまったジェシカちゃんの死を悼んだ。トレイシーさんは、最後のジェシカちゃんの様子を含めてこのように話した。

「ジェシカはあの日、嘔吐して酷い頭痛がすると訴えていたんです。でも、誰がこんなことになるなんて想像できたでしょうか。娘が脳内出血を起こしているなんて家族の誰もわからなかったことです。ジェシカは歌や踊りが大好きな、明るくて元気な子でした。私には2人の息子がいますが、次は女の子が欲しいと願っていたのでジェシカが生まれた時には大喜びし、大切に育ててきました。娘はいつもハッピーで、学校で起こったことや友達のこと、先生のことなどを話すのが大好きな子でした。そんな娘の命を、脳内出血が突然奪ってしまったのです。でも娘の死から、人生は短くいつ何が起こるかわからないのだから命を大切にしなければいけないということを、私たちは学ばされました。私は、娘の母親になれたことをとても誇りに思っています。」

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