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【海外発!Breaking News】障害児の母、2年の努力を経て大手スーパーでジュニア用紙おむつ販売を実現させる(英)

TechinsightJapan / 2018年11月21日 21時7分

「健康な子供を持つ親は、我が子が成長して今までのおむつが小さくなっても、深く考えることなく自然に大きいサイズを買ったりトイレトレーニングを始めたりするでしょう。ですが障害がある子供を抱える親にとっては、成長とともに使えないものが出てくるというのは結構大きな問題なのです。キャンペーンの間、国内で似たような悩みを抱える多くの家族からたくさんの声が寄せられました。中には、『TESCOのような大手企業が耳を傾けてくれるのか』という声もありました。でも結果として、TESCOが障害児のためのジュニア用紙おむつの開発を引き受けてくれて本当に嬉しく思います。私自身も最初から最後まで関わらせてもらえたことをとても光栄に感じています。」

「通販で特別な紙おむつを購入すると1パック12ポンド(約1,700円)ぐらいするのですが、TESCOでは今回20枚を1パックとして4.5ポンド(約650円)で販売することになりました。NHSのContinence Serviceは、地域により受け取れるおむつの数も異なるし、いろいろ制限もあってまるで宝くじの当選を待っているかのような感覚になります。常にそのサービスを欲していても供給されない家庭や、もっとおむつが欲しくても貰えない家族が存在しているのです。でもスーパーで販売されるようになって、今までよりも手頃な価格で気軽にいくつでも買えるようになったので、障害を抱える子供を持つ家族にとってはきっと喜ばしいことだと思います。こうした製品は、障害児を抱える多くの家族が必要としているもので、そんな製品を身近に販売することの大切さを他の企業にも認識してほしい。私たち家族にとってプラスになるというだけではなく絶対に売れるものなので、販売元にとってもプラスになることは間違いないでしょう。もしこの製品が、息子が4歳の時に販売されていたら、きっと状況は大きく変わっていたと思います。今後、TESCOだけではなく他のスーパーでも販売されるようになればと願っています。」

ローラさんは、2年越しのキャンペーンを通して周りから得たサポートは素晴らしいものだったと話し、「時間はかかったけど、手頃な価格の最良の製品ができあがった」と歓喜の声をあげている。

画像は『real fix 2018年11月19日付「Tesco Became The First UK Supermarket To Sell Nappies For Older Children In Response To Mother’s Campaign」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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