1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

【海外発!Breaking News】認知症の妻(86)を殺害した夫(84)に実刑与えず 判事「この判決は全く持って特例」(英)

TechinsightJapan / 2018年11月26日 21時30分

このように語った判事は、ローレンスに対して2年の執行猶予付き2年の有罪判決を言い渡し、ローレンスは実刑を免れた。裁判所に任命された2人の精神科医は、ローレンスは介護のストレスが引き起こした適応障害を抱えていると診断し、そのために合理的な決断をする判断が実質的に損なわれてしまったと見解を述べた。また、ローレンスの弁護人は「誰の援助も受けたがらなかった被告だが、プライドの問題ではない。妻の意思を尊重していたがためのことだった。しかしそれが重荷となってしまった」と話した。

パトリシアさんの甥にあたるサミュエル・ホワイトサイドさんは、被害者の心情を綴る報告書で「家族はローレンスに対しての恨みは抱いていないが、専門の援助を受けてほしかったとは思う。きっと自分の妻の症状が悪化していくのを見ていることに耐えられなくなってしまったのだろう」と語った。

このニュースを知った人からは、「今回の執行猶予については正しい判決だと思う」「自分も同じ状況になった時に施設に行くのは嫌だと思ってしまうな」「認知症は残酷な病気よね。最も悲しい事件のひとつだと感じたわ」「愛する人が認知症になって衰えていくのを見ることほど辛いものはないからね…」「でもやっぱり他に方法がなかったんだろうかと思ってしまう。頑固に外部の援助を断らずに、サポートを受けていれば悲劇は起こらなかったのかもしれない」「自分が殺害したとはいえ、これからも毎日きっと奥さんのことを恋しく思って暮らしていくでしょうね。なんて胸が痛む事件なの」といった声があがっている。

画像は『Manchester Evening News 2018年11月22日付「A husband’s determination to keep his promise to his wife and never put her in a home ended in tragedy」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください