【海外発!Breaking News】死んだと聞かされていた父親と26年ぶりに再会した娘(米)<動画あり>
TechinsightJapan / 2018年12月4日 21時9分
離れた場所に暮らす父親の死を知らされた後、何の疑問も持たず過ごしてきた女性。しかし母親の死をきっかけに調べたところ、父親が生存していることがわかった。このほどアメリカで、26年ぶりに父と娘が涙の再会を果たしたことが『Inside Edition』『News Channel 5』などで伝えられた。
ロニー・ルドルフさん(72歳)は妻と別れた後にイリノイ州へ移り住み、その後テネシー州へ引っ越した。ロニーさんの娘ジャニーさんは、父親がテネシー州レバノンのコンクリート工場で働くようになった時にも勤務先に電話をして父親と連絡を取り合っていた。
しかし26年前のある日、ジャニーさんが工場に電話をするとロニーさんは心臓発作で亡くなったと告げられた。当時のジャニーさんは、その言葉を疑うことなく受け入れたという。
「父が死んだと聞かされて信じたので、それが真実かどうか調査しようとは思いませんでした。私も引っ越しをしたり結婚して家庭を持つようになったりして経済的に余裕もなく、父のことに関しては何をどうすることもできなかったのです。」
ジャニーさんからロニーさんの死を知らされた身内の誰もが、その死について疑うことなく事実として受け入れた。しかし4か月前に母親を亡くしたジャニーさんは、ロニーさんの死に対して初めて疑問を抱いた。父親の死亡証明書を探したが、全く見つからなかったのである。「もしかして、父はまだどこかで生きているのでは」―そう思ったジャニーさんは、自身の娘の協力を得て父親を探すことにした。そしてロニーさんがレバノンで生きていることを知り、大きなショックを受けた。
「信じられないという思いで、とにかくショックでした。夢のようにも思えました。」
父親の生存を知った2週間後、ジャニーさんはロニーさんに連絡をした。ロニーさんはテネシー州レバノンで親しい友人と暮らしており、疎遠になってしまった家族については「もう誰も自分とは関わりたくないのだろう」と思っていたそうだ。父親の死を知らされ信じてしまったものの、ジャニーさんの心の中には常にロニーさんの存在があった。生きていると知れば会いたい。そこでジャニーさんはロニーさんの姉ジャニータ・エリオットさん(84歳)や身内を連れて、ジョージア州やケンタッキー州からロニーさんの暮らすテネシー州へと向かった。
ジャニータさん曰く、ロニーさんとは1992年にケンタッキー州パドゥーカで執り行われた父親の葬儀の日以来、顔を合わせていないという。弟の生存を知ったジャニータさんは「みなそれぞれ結婚したりして別の場所へ移り住んでいくうちに疎遠になってしまったの。弟の勤務先の電話番号を失くしてしまってからは連絡が取れずにいたのだけれど、弟が生きているとわかってとても嬉しい」と涙ながらに語った。
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