【海外発!Breaking News】死んだはずの娘と69年の時を経て対面した母(米)<動画あり>
TechinsightJapan / 2018年12月7日 16時30分
きょうだいも皆他界し、子供もいないまま人生を過ごし老人ホーム施設に入居していた88歳の女性に、大きなサプライズが訪れた。69年前に1度だけ出産し、死んだと聞かされていた娘が生存していることが分かったのだ。長い時を経て対面した2人は涙を流して喜びを分かち合った。『NBC News』『Fox 5 NY』などが伝えている。
米フロリダ州のジェネヴィエーヴ・ピューリントンさん(88歳)は8人いたきょうだいに先立たれ、身寄りもない状態で同州タンパ北部にある老人ホーム施設で暮らしていた。実は、ジェネヴィエーヴさんは1949年の18歳の時に1度だけインディアナ州ゲーリーで出産した経験があった。ところが産んだ女児は死亡したと聞かされ、それを信じていた。
「子供に会わせてほしいと言ったのですが、死んだと言われてそれっきりでした。」
しかし女児は生きており、養子に出されていたのだ。現在、バーモント州リッチモンドでマッサージ・セラピストをしているコニー・モウルトロープさん(69歳)は、生まれてすぐに養母のもとで南カリフォルニアで育ったが、5歳の時にその養母が亡くなり、後にやってきた継母からは虐待を受けるなど辛い経験をしたようだ。自分が養女であることを知っていたコニーさんは、その頃から「本当の母親に会いたい」という気持ちを募らせていったという。
コニーさんの娘で、バーモンド州ストーの保険代理店で働くボニー・チェイスさん(50歳)は、「母は、5歳の時から実母が自分を救ってくれるのではと願ってきました。実母に会うことは長年の母の夢だったのです」と話す。そんな母親の切なる思いを知って育ってきたボニーさんは、昨年のクリスマスにあるプレゼントを思いついた。
それはDNA検査キット「Ancestry」だった。このキットは自分のルーツがわかるだけでなく、遺伝子鑑定結果をシステムに登録することで同じ遺伝子を持つ人を捜すことができる。このプレゼントを貰ったコニーさんはボニーさんとともに登録し、その結果ボニーさんは数人のいとこが存在することが分かった。そしてそのいとこを通して、会ったことのない祖母ジェネヴィエーヴさんの存在を知った。実母の存在がわかったコニーさんは、施設宛てに自分の電話番号を書いたカードを郵送し、ジュネヴィエーヴさんからの連絡を待ち続けた。そしてようやく9月8日、2人は初めて電話で言葉を交わすことができた。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
助けて!部屋に泥棒が…〈資産8,000万円〉高級タワマンで優雅に暮らしていたはずの73歳の母からの電話。駆けつけた娘が目にした「まさかの光景」【CFPが解説】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年9月21日 11時15分
-
年金17万円の80歳母、見学10件でようやく決めた「こだわりの老人ホーム」だったが…ある日、20キロ先の娘宅に逃亡した「衝撃理由」
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年9月15日 5時15分
-
毎日、後悔して泣いてます…年金16万円・75歳母「老人ホーム」で最期を看取った51歳ひとり娘の無念
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年9月1日 5時15分
-
尿失禁の濡れたズボンで玄関の外で仁王立ち…同じ80代の老父が老母から馬乗りで殴られても無抵抗だった理由
プレジデントオンライン / 2024年8月31日 10時16分
-
「何しに来た?」自ら呼んだ救急隊を蹴り…それでも老母を精神病院に入れたくなかった息子を変えた悲しき事件
プレジデントオンライン / 2024年8月31日 10時15分
ランキング
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください