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【海外発!Breaking News】離陸した旅客機 “心臓”を降ろし忘れて空港にUターン(米)

TechinsightJapan / 2018年12月16日 12時30分

しかし『The Seattle Times』は13日、このたび輸送された心臓はワシントン州レントンにある「LifeNet Health」という組織バンク(心臓弁や血管などを処理、保管、提供する機関)に届けられたことを公表した。組織バンクのスポークスマンは「9日の時点では心臓の移植対象者はおらず、組織は凍結保存され、今後心臓弁などの手術が必要な人に使われます。移植臓器は提供者が亡くなってから48時間以内に組織バンクに到着することが必須ですが、今回はアクシデントがあったにもかかわらず、36時間で到着することができました」と語り、心臓が無事届いたことを明かしている。

昨年の『ダラス・ビジネス・ジャーナル(Dallas Business Journal)』の記事によると、多くの航空会社は収益を上げるために遺体や移植用の臓器を輸送する企業と協力することもあるという。心臓の場合、血流が停止してから移植対象者の中で血流が再開されるまでの時間(総阻血時間)は4時間と言われる一方で、時間に若干の余裕がある組織バンクが民間の航空会社を使うことは多いようだ。

画像は『The Seattle Times 2018年12月12日付「Dallas-bound flight returns to Seattle after human heart was left onboard」(Courtesy of Andrew Gottschalk)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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