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【海外発!Breaking News】8歳少年、高速道路で発作を起こした母に代わり車を停止させる(英)

TechinsightJapan / 2018年12月17日 20時50分

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突然の発作により運転中意識を失ってしまった母親の代わりに、ハンドルを操作した8歳少年。咄嗟の機転を利かせた我が子のおかげで、母子は高速道路での大惨事を免れ、命を救われた。『BBC News』『The Sun』などが伝えている。

12月3日午後3時45分頃、英エセックス州コルチェスターで2車線の高速道路を時速65マイル(104.6Km/h)で運転中のローレン・スミスさん(27歳)が突然の発作を起こした。

ローレンさんは、同州ダバーコートにあるチェイス・レーン小学校に通う息子のベン・ヘッジャー君(8歳)を乗せて学校から家に戻る途中だった。しかし発作を起こして意識を失った母親が、車を中央分離帯に接触させたことで危険を察知したベン君は、助手席から手を伸ばしてハザードランプを点滅させ、車のハンドルを握り、道路脇の草地へと促し車を停止させた。さらにベン君はローレンさんの携帯電話で999に緊急通報しようとした。救急車が到着するまでには、他のドライバーらも路肩に車を止め、母子を助けようとしていた。ローレンさんの車の後ろを走っていたタクシー運転手ディラン・ハウエルさん(62歳)は、この時の様子を次のように語っている。

「横から見たら、運転していた若い女性が目を閉じて意識を失っていていたんだ。子供の腕がハンドルに伸びているのだけが見えたよ。小さいから姿までは見えなかったんだ。それにしても機転を利かせてよくやったよ。表彰ものだね。」

ローレンさんはこれまで、発作を起こしたことは一度もなかった。およそ5分~10分後に意識が回復したローレンさんは、ベン君や救急隊員、他のドライバーたちから何が起こったか聞かされた後、病院に搬送され複数の検査を受けた。医師らは、今回の発作はウイルスが原因ではないかとみているようだ。この日のことを振り返り、ローレンさんはこのように話している。

「発作が起こって最初にハンドルのコントロールを失って、車が左車線から中央分離帯にぶつかったんです。私の異変に気付いたベンは、必死で何とかしなければと思ったようでハンドルを操作してくれました。助けに来てくれた他のドライバーにも、息子は自分と私の名前や住所をきちんと伝えてくれたのです。『しなきゃならないことをしただけ。そうでなかったら死んじゃうと思ったから』と息子は言っていましたが、どれほど素晴らしいことをしてくれたか。息子が勇気ある行動をしてくれたことを本当に誇りに思っています。彼は私のヒーローです。」

このニュースを知った人からは、「すごい! ベン君よくやったね」「必死にお母さんを救ってあげたんだね。なんだかウルっときた」「まだ幼い子供に何ができるかと思いがちだけど、機転を利かせて行動できる子は実際にいるよね。素晴らしい」「優れたスキルだ」といったベン君への称賛の声があがっている。

画像は『The Sun 2018年12月14日付「BOY RACER Moment boy, 8, grabbed wheel to steer car to safety when mum suffered seizure while driving」(Credit: EAST NEWS PRESS AGENCY)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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