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【海外発!Breaking News】調理中の魚によりアレルギーショック症状を起こした11歳少年が死亡(米)

TechinsightJapan / 2019年1月11日 10時4分

キャメロン君を失った家族の悲しみは深く、母ジョディーさんも「息子はサッカーなどのスポーツが大好きで、読書が好きな子でした。よく手伝いもしてくれましたし、とてもいい子でした。学校でもみんなのお手本になるような子で、引っ越し先でもブルックリンでも学校の先生たちは息子をとても褒めて気に入ってくれていました」と話している。

キャメロン君の死因についてはまだ断定されておらず、検死が続行中とのことだ。メリーランド州ボルチモアにある「The Johns Hopkins University School of Medicine(ジョンズ・ホプキンズ大学医学部)」の小児アレルギーおよび免疫学分野の理事長であり、小児科学の教授であるロバート・A・ウッド医師は、魚の匂いそのものではなく、コンロで調理された魚から蒸気やたんぱく質が空気中に放出されたことでキャメロン君が何らかのアレルギー反応を起こし、それが喘息発作と重なって死に繋がったのではないかと推測している。また同医師は「オーブン調理の場合、コンロ調理ほど空気中に漏れることはあまりありません。オーブン内では低温で魚が調理されるというのがその理由のひとつです」とも述べた。

昨年11月19日に11歳の誕生日を迎えたばかりだったキャメロン君。近隣住民らも突然の訃報にショックを隠せず、一家の近所に住むマーリン・フレイザーさん(47歳)は「父子は本当に仲が良かった。スティーブンさんのそばにはいつもキャメロン君がいた。礼儀正しくとてもいい子だったので、残念でならない」と少年の死を悼んだ。

画像は『NTD News 2019年1月6日付「Parents Speak out After 11-Year-Old Boy Dies From Smell of Cooking Fish」(Cameron Jean-Pierre/GoFundMe)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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