【海外発!Breaking News】10歳少女「母に幸せになってほしい」と遺書を残し自ら命を絶つ(メキシコ)
TechinsightJapan / 2019年1月11日 21時39分
メキシコで新年の伝統行事を祝う日に、10歳少女があまりにも悲しい遺書を残して自らの命を絶つという悲劇が起こった。少女は「母を不幸にしているのは自分」と自責の念に駆られていたようだ。『Mirror』『Metro』などが伝えている。
1月6日、メキシコではスペイン同様キリストにちなんだ伝統的行事が行われる。英語では「Three Kings Day(スリー・キングス・デー)」、スペイン語では「Día de Los Reyes(レジェスマゴス)」、日本語では「三賢者の日」と呼ばれ、クリスマスに生まれたキリストを祝うために東方から3人の賢者が祝いの品を持ってやってくるという説に倣い、メキシコでは人々がプレゼントを交換し合うという慣習だ。特に子供らにとっては、たくさんのプレゼントを貰うことができる特別な日になっているようだ。しかしこの祝いの日に、アグアスカリエンテスで悲劇が起こった。
午後10時18分頃、10歳の少女が自宅で首を吊っているという通報を受け、緊急サービスが駆けつけたところ、既に死亡していた少女のそばには遺書があった。その遺書は、あまりにも悲しい少女の思いが綴られていた。
「親愛なる三賢者さま。私があなたたちに唯一お願いしたいことは、私がいなくなった後、母を世界一幸せな女性にしてあげてほしいということです。私は生まれた時から母の人生に苦しみを与え、台無しにしてきました。父が家を出て行ったのは、私が原因。私が死んだあとは、母に穏やかになってもらって、あまり仕事も頑張り過ぎないようにしてほしい。私は母の幸せを何より望むから、自分の命を絶つことで母に素晴らしいプレゼントをあげようと思います。母はいつも私に『お前なんか生まれてこなければよかった』と言っていました。でも、私は母が大好きだった。ママ、大好きよ。三賢者は本当は存在しないことを知っているけど、私はママに素敵なプレゼントをあげるね。いつか私のことを思い出して、空の上でハグしてほしい。」
わずか10歳の少女が、父親が去ったことは自分が原因だと自責の念に駆られていたことがこの遺書からはうかがえる。しかし、少女の死を知った近隣住民らは「少女は悲しそうにも、問題を抱えているようにも見えなかった」と話しているようだ。地元メディアによると、警察は少女の直接の死因は首吊りによる溢死と断定しているが、死の真相については捜査が続けられており、現在行方がわからなくなっている母親を捜索中とのことだ。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
亡き父の不貞を知って母が大激怒… 20代女性が頭を抱えた「不倫発覚の結末」【後編】
ananweb / 2024年4月24日 21時15分
-
「いちばん辛い言葉は『いい旦那さんだったのにね』でした」自死遺族・乳がんサバイバーの彼女が立ち直れた「きっかけ」
OTONA SALONE / 2024年4月18日 21時0分
-
悲惨な交通事故防止へ 被害者遺族が講演
チバテレ+プラス / 2024年4月17日 17時54分
-
『Destiny』石田ひかり、石原さとみと初共演で母娘役 撮影現場でママトーク「本当に驚き、感心しました」
ORICON NEWS / 2024年4月17日 17時0分
-
石田ひかり、子育てと女優両立する石原さとみを絶賛「私には到底できないこと」
マイナビニュース / 2024年4月17日 17時0分
ランキング
-
1アメリカの大学で広がるガザ抗議デモ、社会への不満が根底か…大統領選の争点に
読売新聞 / 2024年5月7日 5時0分
-
2中国軍機、照明弾で豪ヘリ妨害=高度差60メートル、「危険」と抗議
時事通信 / 2024年5月7日 9時36分
-
3中国、カナダの調査は「うそ」 総選挙に介入と報告書
共同通信 / 2024年5月6日 20時33分
-
4イスラエル軍、ラファ検問所のガザ側掌握と発表 支援の重要拠点
ロイター / 2024年5月7日 17時49分
-
5プーチン大統領の就任式、日本は出席せず=林官房長官
ロイター / 2024年5月7日 16時44分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください