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【海外発!Breaking News】健常者の恋人を持つ障害者男性 「あり得ない」「見せかけ」と言う人々へ伝えたいこと(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2019年1月12日 21時25分

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障害を抱える人にとって社会の厚い壁がある限り、世間の偏見や差別を乗り越えることは容易ではない。しかしアメリカに、多くの人をインスパイアし続けるひとりの男性がいる。生まれつきの重い障害を抱える彼には健常者の恋人がおり、「障害者への偏見がなくなる世界を目指して僕たちのことを伝えていきたい」と話している。『The Sun』『Mirror』などが伝えた。

ペンシルベニア州出身のシェーン・バーコウさん(26歳)は神経筋疾患の脊髄性筋萎縮症(Spinal Muscular Atrophy SMA)で生まれ、2歳の時から車椅子生活をしている。一生涯歩行不可能で普段の生活には家族のサポートが欠かせないが、持ち前のユーモアと明るさで周りに笑顔をもたらすシェーンさんは家族以外にも多くの友人に囲まれていた。

そんなシェーンさんが3年前に恋に落ちた。シェーンさんはそれまでにもドキュメンタリー番組に出演したり、ブログを始め本を出版したこともあったため、多くの人がシェーンさんにインスパイアされていた。ミネソタ州に住むハンナ・アイルワードさん(25歳)もその一人で、ハンナさんは米俳優で作家、監督兼プロデューサーのレイン・ウィルソン氏が手掛けたシェーンさんの人生についてのドキュメンタリー番組を見て、ユーモアのセンスに惹かれ、素直にシェーンさんを「素敵な人」だと思ったそうだ。

ハンナさんがシェーンさんにメールで率直な気持ちを伝えると、シェーンさんは自分の障害のことに一切触れてこなかったハンナさんのことをもっとよく知りたいと思う気持ちが湧き、連絡した。そして2人はメールやFaceTimeでやり取りするようになり、ついにハンナさんはミネソタからペンシルベニアまでシェーンさんに会いにやって来た。

2人は4日間一緒に過ごし、更に関係を深めた。互いに恋人として意識し合うまでに時間はかからず、シェーンさんとハンナさんは遠距離恋愛を続けたが、2018年にシェーンさんがミネソタ州ミネアポリスに引っ越してハンナさんと一緒に暮らすようになった。

しかし、健常者の女性と障害者の男性の姿は自然と周りの目を引くようだ。「一緒に出掛けると、周りは僕らをきょうだいだと勘違いする人が多いし、ハンナのことをお金を貰って僕の世話をしている介護人だと思う人もいます。更には彼女を母親とまで思う人もね」とシェーンさんは明かす。交際して3年になる2人が開設したYouTubeチャンネル「Squirmy and Grubs」には仲睦まじげな動画が投稿され、シェーンさんのInstagramやブログにもハンナさんとのツーショットが多数公開されている。しかしそれらの投稿を見た人からは、心無いコメントが届くこともしばしばだという。

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