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【海外発!Breaking News】Airbnbにまたしても監視カメラ 苦情申立てるも却下(米)

TechinsightJapan / 2019年1月21日 14時15分

加えてホストは、ジェフリーさん一家が部屋を乱雑に使用しているという悪評価を突きつけた。その後、ジェフリーさんはAirbnbと何度もやりとりを行い、この件を自身のブログやTwitterに投稿して問題提起した。1月14日に投稿したブログで、ジェフリーさんは下記のように綴っている。

「Airbnbのサイトに掲載された多くの写真の中の1枚に写っていた小さなカメラは、よほど注意深く見ないとわかりません。カメラの前で特に変な行動はしていないと思うけど、2歳の子供がカメラの前で裸で走り回っていたということは十分あり得ます。(カメラの視野は浴室の出入り口付近を捉えていたのでね)。ホストから送られてきたメッセージには、『私たちが大晦日に何をしていたかは、あなたには関係のないことですが知りたければ教えてあげましょう。このアパートに近しい友人100人ほどを招いてドラッグ&乱交パーティーをしていたか、子供らの相手で疲れ果てて夜9時15分にはベッドに入っていたかのどちらかですよ』と返信してやりました。」

「過去にも、デジタル時計の中にカメラが隠されていたりとホストによるプライバシー侵害の酷い事例はあります。でも、私が今回経験したのはもっと厄介です。もし寝室や浴室に気付かれないようにと明らかな細工を施した隠しカメラがあるとわかった時にAirbnbはゲストを100%サポートしますが、今回のようにカメラがはっきりと設置されているという状況では、たとえ“プライベート”のリビングであってもAirbnbはゲストの苦情に取り合ってはくれないのです。万が一、私が再びAirbnbに宿泊することがあるとしたら、サイト内に掲示された全ての写真を隅々までじっくり見るか、室内にカメラが設置されているか否かをホストにはっきりと確認することにします。」

結果として、複数回のやりとりの後ついにAirbnb側はジェフリーさんに「これらのカメラはリストに正しく掲示されていなかった」と同意し、ジェフリーさんに滞在費の全額を返金した。Airbnbのスポークスマンは「我々にとってゲストのプライバシーと安全は最優先事項です。この件については、当初の対応は我々が設定した高基準のカスタマーサービスに満たしておらず、ビガム氏には謝罪し、全額返金させて頂きました。今後ホストには、リスト上にどんなセキュリティカメラでも開示するよう要求し、リストの中でも監視設置を厳しく管理する所存です。なお、このホストはリストから削除しました」と述べている。

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