【海外発!Breaking News】死期を悟った小学校校長 生徒に手紙を遺す 「どんな困難も信じる心で前進して」(英)
TechinsightJapan / 2019年1月21日 21時10分
スーさんの長男ジョンさんは「母は生徒たちのことを“生き物たち(creatures)”と呼び、愛して止みませんでした。自由に、そして無私無欲で生きてきた人です。子供である私たちだけでなく、すべての生き物たちを心から慕っていました」と語り、教師として最期まで生徒のことを想ってペンを執った母を讃えた。
スーさんの娘スザンナさんは「母の心は皆さんの中で生き続けます。母は『死は恐れるものではなく、ただ自分の家に帰るようなものなの。どんな困難な状態でも、必ず“妖精の粉”を見つけることができるはず』と言っていました。いつか、母が辿り着いた岸辺に私も行くことができるのを楽しみにしています」と明かし、次男ジョサイアさんは「母は『試験や数字よりも大切なことがある。それは経験から学習すること(learning)だ』と教えてくれました。そして人生をどう生きるかだけでなく、死を受け入れることも教えてくれたのです」と母への感謝の気持ちを述べた。
葬儀の後、生徒たちが想いを込めて描いた絵に覆われたスーさんの棺が、教会から運び出された。その絵のひとつひとつには、スーさんが遺した手紙のメッセージを思い起こさせるような虹、海、小舟、そして妖精の粉などが生き生きと描かれており、棺の鮮やかさに誰もが心を奪われた。
たくさんの人に愛され、最期まで子供たちの温かい愛に包まれて旅立ったスーさん。スーさんの志を継いだ子供たちは、どんなに辛いことがあっても“妖精の粉”を探し出して大きく羽ばたいていくに違いない。
画像は『Metro 2019年1月17日付「Headteacher buried in coffin covered by drawings by her pupils」(Picture: Somersetlive / SWNS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)
-
- 1
- 2
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
「ネズミにかじられ、眼球はむき出し」「死後時間が経過して顔が真っ黒」…現役納棺師(26)が明かす“遺体修復”現場のリアル
文春オンライン / 2024年5月21日 20時0分
-
「ネットで『納棺師 求人』と検索して…日本画家志望の19歳女性はなぜ“遺体修復”を職業にしたのか
文春オンライン / 2024年5月21日 20時0分
-
武田鉄矢、上戸彩ら「金八先生」キャスト陣が小山内美江子さん哀悼の意「長いお付き合いでした」
日刊スポーツ / 2024年5月10日 22時11分
-
「金八先生」出演陣 生みの親・小山内美江子さん死去に追悼の声続々 武田鉄矢、近藤真彦、鶴見辰吾…
スポニチアネックス / 2024年5月10日 22時5分
-
「光る君へ」第十七回「うつろい」朝廷内の権力闘争の傍らで描かれるまひろの成長【大河ドラマコラム】
エンタメOVO / 2024年5月4日 10時51分
ランキング
-
1アイルランドなど欧州3国、パレスチナを国家承認 ハマスは歓迎
AFPBB News / 2024年5月22日 19時30分
-
2パレスチナを国家承認へ 欧州3国、イスラエル反発
共同通信 / 2024年5月22日 22時19分
-
3ロシア国防省、バルト海の領海線見直し案削除 周辺国の懸念表明後
ロイター / 2024年5月23日 0時6分
-
4全裸絶叫男、湖畔の公園でジョギング中の女性殺害 スイス
AFPBB News / 2024年5月23日 10時8分
-
5ウクライナ軍、ロシアのミサイル艦「ツィクロン」撃破…全てのミサイル艦破壊と主張
読売新聞 / 2024年5月22日 22時32分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください