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【海外発!Breaking News】無認可保育施設運営者、4か月の男児を失明させる(米)

TechinsightJapan / 2019年1月24日 15時0分

【海外発!Breaking News】無認可保育施設運営者、4か月の男児を失明させる(米)

信頼して我が子を預けていた親にとって、施設運営者から子供が暴行を受けたとあってはやり切れないだろう。米カンザス州で、2017年に生後4か月の男児に激しい暴行を加え生涯にわたる傷を残したとして逮捕された女の裁判が行われた。『KSHB.com』『norfolkdailynews.com』などが伝えている。

カンザス州ジョンソン郡オレイサで違法の無認可保育施設を自宅で運営していたペイジ・ハットフィールド(27歳)は2017年1月31日、預かっていた当時生後4か月の男児キングストン・ギルバート君に激しい暴行を加えた。

施設に預けられてまだ11日目だったギルバート君は、ハットフィールドに頭を殴打された。ギルバート君が嘔吐したことから、ハットフィールドは911に緊急通報。搬送先の病院では、ギルバート君が殴打により激しい頭部外傷を負わされ、永久的に失明させられたことが判明した。

医師は「このような傷害は、偶発的ではなく故意の暴力的な物理的外傷により引き起こされるもので、究極の暴行の結果である」と断定。その後、ハットフィールドは児童暴行容疑で逮捕されたが、ギルバート君を殴った動機については明らかにしなかった。

今年1月18日にジョンソン郡にある裁判所で行われた裁判で、ハットフィールドは子供を殴打し重大な身体傷害を引き起こした重罪および無認可で保育施設を運営していた軽罪で有罪判決となった。検察側は、できる限りの長期の懲役刑を判事に求刑。ギルバート君の母アシュリー・ガルシアさんは、悲痛な思いを次のように語った。

「息子は18日間ICU(緊急治療室)で過ごさなければならず、私たちはどうか助かってほしいと祈り続けることしかできませんでした。医師からは、もう二度と以前のような子供ではなくなると言われました。病院から連れて帰る息子は、あの日施設に預ける前の息子とは全く異なり、それは私たちにとって我が子を失ったも同じことです。ハットフィールドが幼い息子に与えた暴力が頭から離れず、あの事件以来夜もほとんど眠れません。」

なお、ハットフィールドの判決は3月に行われるとのことだ。

画像は『KSHB.com 2019年1月19日付「Woman convicted of battering a child at illegal daycare in Johnson County」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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