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【海外発!Breaking News】中絶かがん治療か 死を覚悟で出産に挑んだ女性(英)

TechinsightJapan / 2019年1月31日 7時52分

【海外発!Breaking News】中絶かがん治療か 死を覚悟で出産に挑んだ女性(英)

このほどイギリスから、乳がん患者の女性が自分の命と引き換えにする覚悟で我が子を出産したという話題が届いた。イギリスのドキュメンタリー番組に登場した女性の勇気に、多くの人が称賛の声を送っている。『The Sun』などが伝えた。

英放送局『BBC Two』のドキュメンタリー番組『ホスピタル(Hospital)』に今月24日、出産を目前にした英マージーサイド州リバプール在住のケイトさん(Kate)が登場した。実は彼女、10年前の20代の頃に乳がんで両方の乳房を切除している。

放射線治療を続けて5年が経ち、がんの転移が見られなかったため完全寛解したと思い、治療を止めることにした。そしてケイトさんは夫のグレンさん(Glen)との間に2年前に第1子をもうけた。2人は子供を持つという幸せを実感できたのか、後にケイトさんは第2子を妊娠した。

ところがその時点で、ケイトさんの体に脊髄を含む骨に二次がんが発生していることが分かった。すでに妊娠しているケイトさんは、胎児への影響が出るため放射線治療を受けることができない状態だった。

通院先のリバプール産婦人科病院で、ケイトさんは自分の命を守るために治療を受けるか、お腹にいる我が子を諦めるか決断しなければならなかった。しかしエコー映像の我が子を見ているケイトさんの顔は、嬉しそうに微笑んでいる。彼女は放射線治療を受けずに我が子を出産することを選んだのだ。

夫のグレンさんは複雑な思いだったことだろう。既に2歳になる娘とこれから生まれてくる我が子がいる生活に、ケイトさんがいないということは想像もしたくなかったはずだ。一方で病院側では、できる限り母子両方の命を守るために対策を練っていた。

結局、一刻も早く放射線治療を受けなければならないケイトさんの体を考え、出産予定日より6週早く帝王切開によって出産することになった。そしてケイトさんは予定通り帝王切開で女の子を出産し、ケイティ-ホープ(Katie-Hope)と名前をつけた。その後、すぐに放射線治療を開始したという。この勇敢な母親の姿に『ホスピタル(Hospital)』の視聴者は胸を打たれたようで、ネット上にはこのような称賛の言葉が溢れている。

「なんて勇敢な女性なんだろう。ケイトと彼女の家族を称賛せずにはいられない。」
「この夫婦は私にとって知らない人だけど、ケイトの決断した体験に完全に感情移入してしまった。」
「私は母親の愛がどれだけ強いものか今夜、この目ではっきり見ました。ケイトと彼女の家族がこれからもたくさんの愛に包まれますように。」

画像は『The Sun 2019年1月25日付「HEARTBREAKING CHOICE Brave breast cancer survivor chose almost certain death so she didn’t have to abort her baby when it returned during pregnancy」(Credit: BBC HOSPITAL)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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