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【エンタがビタミン♪】元SKE48佐藤聖羅“パニック症”について「明るく元気で、無邪気な方でも発症します」

TechinsightJapan / 2019年2月7日 14時15分

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笑福亭鶴瓶と中居正広がMCを務める日本テレビ系のドキュメントバラエティ番組『ザ!世界仰天ニュース』が、2月5日の放送で「ここで死ぬ…そんな恐怖と闘ったアイドル」をテーマに取り上げた。SKE48時代の佐藤聖羅がパニック症に苦しみ、それを乗り越えるまでを役者によるミニドラマで再現したものだ。

佐藤聖羅は2008年、16歳の時に名古屋を拠点とするAKB48の姉妹グループ・SKE48の第1期生としてアイドルデビューした。それ以前も2002年に「第1回イエローキャブ・ナゴヤ公開オーディション」で準グランプリに選ばれるなど活動的で、SKE48でも明るく元気なキャラクターで人気があった。

彼女が19歳の頃、SKE48の公演で3人並んで歌う見せ場があった。ところが自分のパートになると全く声が出ず、体調も悪くないのに「一体なぜ?」と不安が募り、そのことで頭がいっぱいになってしまう。

さらに次の公演では「大丈夫」と自分に言い聞かせながらステージに立つと、声が出ないばかりか口も動かず得体の知れない恐怖にかられる。1曲目が終わる頃には呼吸が困難になり、心臓がバクバクして張り裂けそうで「ここで死ぬ…」と脳裏をよぎったという。

10分ほど経つとその症状はおさまったが、佐藤はそれ以来ステージが怖くなり「本番15分前!」と聞くだけで発作が起き、テレビ番組の仕事にも影響が出る状況だった。

やがて、彼女が公演を休んだと知り心配した母親に勧められて病院を訪れると、医師から「パニック症」の疑いがあると診断された。

「パニック症」とはある日突然、動悸や呼吸困難、吐き気、手足の震えなどの発作が起こり、それが繰り返されるようになるというものだ。しかし佐藤は「自分の気の持ちようが原因」と考えてしまい、申し訳なさから周りに話せずにいた。そのため発作が起きるとメンバーが心配するなか、時間が経つと症状がおさまるということが続く。

そんななか、同じ「パニック症」に苦しんでいた劇場公演の舞台監督が、佐藤の症状に気づいて「頑張らなくていいんだよ。つらくなったら、いつでもステージからはけても全然OKだし、いつでも私たちがいるから」と声を掛けてくれたのだ。

その言葉で気持ちが楽になった佐藤は「パニック症」と向き合いながらアイドルを続け、発症からおよそ3年後の2014年にSKE48を卒業、その後はグラビアアイドルや女優として活動する。

番組放送後に、佐藤聖羅が自らオフィシャルブログで「心配ご無用!」と題して今の心境を明かしている。

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