【海外発!Breaking News】ショートヘアをからかわれた女子児童のため、担任教師自らロングヘアをカット 「勉強以外にも伝えることがある」(米)

TechinsightJapan / 2019年2月19日 20時46分

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勉強を教えるだけが教師ではない―そう思わせられる素敵なニュースが米テキサス州から届いた。ショートヘアにせざるを得なかった5歳児童のために、担任教師が思わぬ方法で愛とサポート精神を示したのである。『abc13 News』『Yahoo Lifestyle』などが伝えた。

テキサス州ウィリスにあるメドール小学校内のプレスクールクラスに通うプリシラ・ペレズちゃん(5歳)は、アタマジラミが原因で長かった髪をバッサリと切らねばならなくなった。

5歳といえどもやはりプリシラちゃんも女の子。すっかり短くなってしまった髪が気に入らず、さらに他の児童から「男の子」とからかわれ始めたことで「もう学校なんて楽しくない」と落ち込むようになった。「ロングヘアに戻りたい」と泣くプリシラちゃんを見て、担任教師で3児の母でもあるシャノン・グリムさん(31歳)は悩んだ。

「学期中ずっと、プリシラは他の児童らにショートヘアをからかわれ続けていました。泣いて、勉強にも集中できなくなるほどだったのです。私が勉強を手助けしようと優しく接しても、プリシラは身構えてナーバスになってしまっていました。首や耳を隠すように帽子を被って登校するようになり、帽子を脱ぐことを拒否しました。私もそんなプリシラに無理強いすることはしませんでした。」

それでも、なんとかしてクラスの児童にプリシラちゃんのショートヘアを受け入れてほしい…そう思ったシャノンさんは、児童らに映画スターの写真などを見せて「ショートヘアの女性もいるし、ロングヘアの男性もいるのよ」と説明した。しかし残念ながら、児童らの心にはあまり響かなかった。

冬休み中もプリシラちゃんをどうやってサポートすればいいかと気にかけていたシャノンさんは、ある決意をした。それは自分のロングヘアをプリシラちゃんと同じようにショートにすることだった。これまで髪をショートにしたことが一度もなかったシャノンさんは、その決断をするまでに2週間ほどかかったそうだ。しかし1月4日、友人のスタイリストを自宅に呼び、腰まであったロングヘアをバッサリ切った。

「サロンで鏡に囲まれたくなかったし、スタイリストの友人には『私が泣いてしまっても、切って』と頼みました。」

女性にとって伸ばし続けてきたロングヘアをカットすることは勇気がいるものだ。しかしシャノンさんは、自分のロングヘアを保つことよりも児童の心に寄り添う気持ちを優先した。

「クラスのかけがえのない児童のために、勉強を教える以外にも自分にできることがあると思ったんです。子供たちに学んでほしい愛やサポートを示したいと思いました。」

シャノンさんは、プリシラちゃんとお揃いのリボンの髪留めも購入し、クラスで一緒に着けた。結果として児童らは、シャノンさんのショートヘアをとても気に入ったようだ。特にプリシラちゃんは、シャノンさんが自分と同じショートヘアで現れた日の午後、スクールバスを駆け下りて「ママ! 先生がショートヘアにしたのよ!!」と叫び、喜びを露わにしたという。

今では児童らはプリシラちゃんのショートヘアをからかうこともせず、プリシラちゃんは以前の明るさを取り戻した。シャノンさんの行為はプリシラちゃんの心を救っただけでなく、児童全員にも大切なことを教えた。プリシラちゃんの母マリア・ヴァスケズさんは、「先生の思いやりには涙が出ました。先生が娘のために髪を切ったと聞いて、信じられない気持ちになりショックを受けましたが、彼女は私が持つことができなかったガッツで、娘と同じショートヘアにしたのです。それを思うと涙しました。先生がしてくださったことは一生忘れません」と話している。

シャノンさんは今年いっぱい、もしくはプリシラちゃんがクラスを去る時まで、このショートヘアを続けるつもりだと話している。

画像は『Metro 2019年2月15日付「Teacher gets short haircut after little girl was made fun of for hers」(Picture: Willis ISD)』『Yahoo Lifestyle 2019年2月15日付「After a little girl was teased for her short hairstyle, her teacher got a haircut too」(Photo: Willis ISD)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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