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【海外発!Breaking News】氷点下の森で救助された6歳男児、母親による遺棄を告白「僕より犬を可愛がってた」(露)

TechinsightJapan / 2019年2月25日 4時0分

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罰や躾と称して行き過ぎた行為をする親により子供の命が危険に晒されることが多々あるが、このほどロシアでエクソシズム(悪霊祓い)を信じる母親が「息子の態度を改善させるため」と氷点下の森の中に遺棄した。『The Sun』『Mirror』などが伝えている。

ロシア・モスクワ郊外で、主要高速道路脇を歩いている男児が走行中のドライバーによって発見され、救助された。

モスクワ在住のナジェージダ・クリコヴァ(33歳)は2月17日夜9時頃、息子のレヴ君(6歳)の頭と腕にビニール袋を被せてテープで固定し木に縛り付けておよそ13時間、氷点下の森の中へと放置した。母親はレヴ君を遺棄してから約8時間後の翌朝5時半頃、警察に行方不明届を出し「一緒に公園に行った後、息子がどこかへ行ってしまった」と供述していたようだが、レヴ君を発見したドライバーのアンドレイ・Gさんは次のように話している。

「男児は雪で覆われた高速道路脇を歩いていました。車の中から目にした時には何かはっきりわからず、車を止めて男児に近付き『止まって』と話しかけたんです。そうしたら男児は『助けて!』と叫びました。男児の頭と腕にはビニール袋がテープでしっかりと固定されていて、剥がすのにナイフを使わなければなりませんでした。男児ひとりでは到底袋を外すことなどできなかったでしょう。私は男児を車に乗せて何が起こったのか尋ねると、昨晩から母親によって森の中に放置されていたと話しました。男児は『犬を殺すと脅して溺れさせようとしたからママが怒った』と話したので、『なぜそんなことをしたの?』と尋ねると、『ママは僕より犬を可愛がっているから』と言ったのです。男児は『犬を溺れさせようとした僕を見つけたママは、僕を溺れさせようとした』とも話していました。」

母親の愛情や注目を浴びたいがための幼い嫉妬心からか飼い犬を溺れさせようとしたレヴ君に、ナジェージダは一日中食事を与えず、氷点下の森の中へ遺棄したのだ。どうにか縛られていた木から逃れてアンドレイさんにより救出されたレヴ君は、近くのガソリンスタンドまで連れて行かれ、救急車が到着すると救急隊員らはレヴ君を毛布で包み救急車へ移動させ、治療のために病院へと運んだ。

なお、「精神鑑定を受けさせることになるだろう」と述べていたロシア連邦捜査委員会が2日間にわたりナジェージダを取り調べたところ、彼女は息子の態度を改善させるためにエクソシズムを試みようとしていたことが明らかになった。

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