【エンタがビタミン♪】土屋太鳳、百田夏菜子と“平成×昭和”をつなぐ絆を熱演「オムライスに心がざわつく」
TechinsightJapan / 2019年2月23日 14時23分
読売テレビ開局60周年記念スペシャルドラマ『約束のステージ ~時を駆けるふたりの歌~』が2月22日に放送された。1970年1月5日から1976年12月25日まで続いたオーディション番組『全日本歌謡選手権』に挑戦する女性コンビを中心に描いており、時を超えて平成と昭和をつなぐ「平成最後」にふさわしいドラマだろう。
平成31年(2019年)、漁師町で母親の食堂を手伝いながら歌手を夢見る20歳の主人公・小沢翼(土屋太鳳)が思わぬ出来事から昭和50年(1975年)の東京にタイムスリップしてしまう。そこで出会ったのがやはり歌手を夢見る20歳、大空つばさ(百田夏菜子)だった。
通りすがりの男・津島浩一郎(向井理)にそそのかされて、浩一郎の恋人・高原紅子(矢田亜希子)が経営するスナック「紅」の2階に泊めてもらう。
当初は2人を街のチンピラに売り飛ばして借金を清算しようと考えた浩一郎だが、彼女たちの歌に光るものを感じて思い直す。かつて歌手としてヒット曲を出した彼は、再び音楽業界への進出を夢見て「俺にまかせておけ」と切り出したのである。
『全日本歌謡選手権』はプロのベテラン歌手からアマチュアまでジャンルを問わずに参加してステージで歌い、審査員による採点が合計「70点」以上で合格となる。さらにそれを「10週」勝ち抜けばグランドチャンピオンでスターへの道が拓けるという狭き門だ。
「翼&つばさ」の2人は初出場でフィンガー5のヒット曲『個人授業』(1973年)を歌ったところ観客から拍手を浴びて合格、そこから快進撃が始まるかに思えたのだが…。
土屋太鳳と百田夏菜子(ももいろクローバーZ)が「翼&つばさ」を熱演、歌手の夢を追いながら不安に襲われたり、家族の事情に悩むところや、ステージに立つたびに輝きを増す変化を見事に表現していた。
彼女たちを支える浩一郎と紅子を演じた向井理と矢田亜希子も「昭和」な感じをうまく出しており、『全日本歌謡選手権』を巡る展開に引き込まれるうちに「タイムスリップ」のことを忘れてしまう。
しかし終盤で翼がタイムスリップの隠れた事実に気づきはじめると、感動のクライマックスへと向かう。その鍵となるひとつが「オムライス」である。
オンエア後の2月23日、土屋太鳳がインスタでドラマに登場するオムライスを自分で作るところを公開した。「『オムライスの場面がある』と聞くと どうしても個人的に心がざわついてしまうので笑 今回もお手伝いさせていただきました」という。
彼女は主演映画『春待つ僕ら』(2018年12月14日公開)のプレミア試写会イベントで、キャストから「映画に出てくるオムライスのいくつかは太鳳ちゃんが実際に作っているんです」と明かされ「卵が好きなんです」と照れていた。本当に「オムライス」と聞けば心がざわつくようだ。
画像は『土屋太鳳 2019年2月22日付Instagram「SNACK紅。この間まで現実にあった、あったかくて優しい場所。」、2019年2月23日付Instagram「今回の作品はいろんなことがちょっとずつネタバレに繋がりそうな物語だったのでオンエアは終わってしまったけれど終わったからこそ載せることが出来る写真を少しずつ」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)
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