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【海外発!Breaking News】11歳少女、母親が預かっていた1歳男児を暴行し死なせる(米)

TechinsightJapan / 2019年3月5日 10時30分

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幼い子供の命が奪われる事件は心が痛む。まして加害者が子供であれば、居たたまれない気持ちになることだろう。このほど米メリーランド州で、11歳少女が1歳男児を殺害するという悲劇が起こった。『Fox 5 NY』『Washington Post』などが伝えている。

ワシントンD.C.に住むパクストン・デイヴィス君(1歳)の母親は2月23日、以前から交流があったメリーランド州プリンスジョージズ郡シュートランド在住の一家に我が子を預けた。

パクストン君は過去にもこの一家に預けられたことがあり、23日の夜は大人たちがパクストン君の面倒をしっかりと見ていた。しかし翌24日、この家に住む少女(11歳)の母親は用事があり、パクストン君を少女のもとへ残して外出した。

パクストン君と家で2人きりにされた少女にいったい何が起こったのか。その後、帰宅した少女の身内は、怪我をしているパクストン君の姿を発見し、911通報した。「Children’s National Medical Center(チルドレンズ ナショナル メディカルセンター)」に搬送されたパクストン君だが、頭蓋骨骨折のほか上半身に深刻な外傷を見て病院側は警察に通報。これを受けた警察は午後3時25分頃に病院へ駆けつけた。しかしパクストン君には回復の見込みがなく、28日の午後に生命維持装置が外された。パクストン君は2月8日に1歳の誕生日を迎えたばかりだった。

パクストン君の家族は最初、パクストン君が転倒して怪我をしたと聞かされていた。だがプリンスジョージズ郡警察は、怪我が偶然によってできたものではないことを確信しており、後に少女がパクストン君への意図的暴行を認めた。なお、警察では少女が武器を使って犯行に及んだか否かの言及は避けているが、パクストン君の家族によると少女は怒りをコントロールできない性格だったようで「パクストンを何かで叩き致命傷を負わせた」と話しており、パクストン君の母親は面倒をきちんと見ていなかった少女の母親を非難している。

少女は未成年ゆえ名前を非公開のまま、第一級児童虐待による死亡させた罪で逮捕・起訴され、現在は矯正施設に勾留されているという。現時点では、少女がどれほどの時間をパクストン君と2人でいたかなどという詳細は明かされていない。同郡警察犯罪捜査課のブライアン・レイリー司令官は「どのような動機で、11歳少女が1歳男児をこのような目に遭わせる行為に及んだのか…こんなことが起こっていい理由などあるはずもなく言葉がありません」と語っている。

メリーランド州では子供が大人の監視なしで他の子供の世話をする場合、少なくとも13歳に達していなければならない。この11歳少女は、これまでパクストン君の面倒を見たことがなかったという。

幼い子供が犯罪の加害者となることには、世間もショックを隠せない。昨年10月末にはウィスコンシン州にある保育施設で、10歳少女が施設に預けられていた生後6か月の男児に激しい暴行を加えて死なせたとして、同州の法に則り第一級殺人罪で逮捕・起訴された。

画像は『GoFundMe 2019年2月27日付「Paxton’s Memorial Fund」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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