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【海外発!Breaking News】2年前から“女の子”として生きる9歳児 母親は「今の方がずっと幸せそう」(英)

TechinsightJapan / 2019年3月13日 4時0分

だが2年前、イースター休暇後の学校へはアントニーとして通学していた。そのため自宅と学校での性別の違いからくるジレンマからか学校側に態度の悪さを指摘され、ミーティングの場を持ったこともあるとフランさんは話している。

「今になって思えば、それは本人の大きなストレスになっていたのでしょう。家では女の子なのに学校ではアイデンティティーを隠して男の子として振舞っていたのですから。結果として学校側は、オータムとして次の学期を過ごしたいならサポートすると言って受け入れてくれました。」

オータムちゃんは、フランさんに「将来は性転換手術して、“お母さん”になりたい」と口にしたそうだ。しかし、フランさんが「体を女性に変えるのはまだ先のことになるし、あなたは赤ちゃんを産むことはできないの」と優しく諭すと、オータムちゃんは涙を見せて「じゃあ別にいい。世界中の望まれていない子供たち全員を自分が引き取って育てるから」と口にしたという。

このような大きな問題に対して、オータムちゃんがネガティブさを実にうまくポジティブに変える成熟した考え方を持っていることにフランさんは驚きを隠せない。父親のロイドさんは「みな、誰でも自分が望む姿になる権利はあると思います。もし我が子が自分の性別を決めたのなら、それはあくまでも子供次第であり、私たちはサポートするだけです。そんな生き方は間違っていると言われたら考えさせられもしますが、もともと人の意見はみんな異なるものですから」と述べている。

「性別で悩んでいる子供を持つ他の親たちにも、あなたはひとりじゃないということを伝えたい」と語るフランさんは現在、自身のトランスジェンダーの子育て経験を本にしており、それは夏に出版される予定とのことだ。

画像は『Shropshire Star 2019年3月8日付「Telford nine-year-old ‘born in wrong body’ transitions from boy to girl」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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